[返回禁忌书屋首页]·[所有跟帖]·[ 回复本帖 ]·[分区新闻]·[繁體閱讀]·[版主管理]
【奈绪美的故事(日文版)】(20-最終章)作者:高野奈緒美
送交者: 齊人[☆★声望品衔8★☆] 于 2023-01-29 7:10 已读 2087 次 3 赞  

齊人的私房频道

回答: 【奈绪美的故事】(0-16)作者:高野奈緒美 由 齊人 于 2023-01-29 6:59

ある性転者の告白
高野奈緒美 cool18.com

第20章-1 cool18.com

  控え室に戻り、倒れ込むように椅子に腰掛けてた私に涼子と結花が近づいてきました。 cool18.com

  「よかったわよ。奈緒美ちゃん。ホントにすてきだったわ。グランプリになれなかったのは残念だけどね。」 cool18.com

  「ええ、ホントね。でね、奈緒美ちゃん、お願いがあるんだけど・・・、今ね、プロダクションの人からね、話があるからって呼ばれたのよ。ちょっと、つきあってくれない?」 cool18.com

  涼子は口元に笑みを浮かべながら言いました。 cool18.com

  私はその笑みの下に新たな、そして邪悪な企みのにおいを感じ取っていましたが、もはや抵抗する気力さえ失せていましたので、二人に指示されるまま、純白の超マイクロビキニの上にセーラー服を着ると、二人の後に従って控え室をでました。 cool18.com

  控え室から出た廊下には、カメラを持った数人の若い男の子が待っていました。 cool18.com

  彼らは私に気づくと一斉に近づき、口元に卑猥な笑みを浮かべながら、シャッターを切り始めました。 cool18.com

  私は彼らのそんな行動を無視するかのように、導かれるまま廊下を急ぎ足で歩いていったのです。 cool18.com

  『関係者控え室』という貼り紙の貼ってあるドアを開け、中に入ると黒い革張りのソファの中央に、一人の若い男が座っていました。 cool18.com

  男は入室してきた私たちを見ると、顔に笑みを浮かべながら、自分をプロダクションの人間で、名前を阪木だと自己紹介し、私たちに座るように勧めたのです。 cool18.com

  阪木の視線は、私に張り付いているようで、まさに上から下までなめ回すようなものでした。そしてその日のコンテストでの私の姿を、歯の浮くようなお世辞で誉め讃えると、たばこに火をつけながら、涼子に向かって言ったのです。 cool18.com

  「じゃ、お嬢さんも、納得頂いたんですね?」 cool18.com

  涼子は、口元に笑みを浮かべながら小さく頷くと、 cool18.com

  「ええ、娘も是非そうしたいって言ってるんです。ね?奈緒美ちゃん?」 cool18.com

  と私に向かって言ったのです。 cool18.com

  私は一体何のことか全くわからずに、黙って涼子の目を見つめましたが、その奥にある強制力の光に気圧されて、ただ小さく頷くより他に術がありませんでした。 cool18.com

  「そうですか。よかった。それなら私も安心です。いやー、私もこんなことはあまり、公にできないもので、助かります。じゃ、準備ができたら、呼んでください。私は隣の部屋で待ってますから・・・。」 cool18.com

  阪木はそう言うと、吸いかけのたばこを灰皿に押しつけ部屋から出て行きました。 cool18.com

  涼子はその後を目で追って、阪木が部屋から出て行くのを確認すると、私の方に視線を向けて、怪訝そうな表情を浮かべている私に向かって言ったのです。 cool18.com

  「あのね、奈緒美ちゃん。あの阪木って人ね、他のプロダクションの人に内緒でアルバイトしてるんだって・・・。こういうコンテストとか終わった後で、特別な会員を集めてプライベートの撮影会をしてるらしいの。でも、最近はその会員の人たちのお眼鏡にかなう子がいなくて、開いていなかったらしいのよ。でね、彼が言うには、今日は是非、開きたいっていうリクエストがたくさん来たんだって。奈緒美ちゃんをモデルにっていうリクエストが・・・。ね?いいでしょ?撮影だけなんだから、引き受けてあげても・・・。ね?」 cool18.com

  涼子の話しぶりは有無を言わさぬ強制力をもっていたことは言うまでもありません。もとより、私にはもはや抗う気持ちは少しも残っていませんでした。それに数百人もの観衆の前で、羞恥の極限を体験した後なのです。今更、撮影会くらい拒否することもないと思ったのです。それよりも、一分・一秒でも早く、この場を逃れ、屋敷に戻り田中との二人だけの時間を過ごしたいという思いの方がずっと強かったのです。 cool18.com

  私はその撮影会が済めば、屋敷に帰れるという約束を信じ、撮影会のモデルになることを承諾したのです。 cool18.com

第20章-2 cool18.com

  その後公会堂を後にした私と涼子と結花は、阪木の運転する車で都内の某高級マンションに向かいました。 cool18.com

  マンションの地下駐車場で車を降りた私たちは、阪木に従ってエレベーターに乗り、25階のとある部屋の前で立ち止まりました。 cool18.com

  部屋の中はかなり広々としていて廊下も長く、相当な広さを持つマンションであることがわかりました。 cool18.com

  廊下の一番奥の部屋からは数名の男の笑い声が時々聞こえてきます。 cool18.com

  私は何となく胸騒ぎを感じましたが、ただの撮影会であると心に言い聞かせ、前を進む三人の後に続きました。 cool18.com

  廊下の奥の部屋はかなり広いリビングルームで、すでに5人の男が何やら飲みながら、談笑していました。見たところ18歳から20歳前後の若者ばかりです。ただ、いずれもさわやかな好青年という印象と言うよりは、どちらかと言えば暗く地味な、いわゆるオタク系の男性ばかりです。私は決して好印象は受けませんでしたが、プライベート撮影会なんて、きっとそんな男性の集まりなのだろうと思い自分を納得させました。いえ、むしろホッとしたとも言えます。なぜなら、もしも暴力団のような人たちの集まりだったらと、多少の不安もあったからです。 cool18.com

  「皆さん、お待たせしました。奈緒美ちゃんとそのお母様、そしてお姉様の到着です。」 cool18.com

  リビングのドアを開けるなり、阪木が私たち3名を紹介しました。 cool18.com

  5人の男はその声に、会話を止めると、一斉にこちらに視線を送りました。 cool18.com

  「やー、待ってたよ。奈緒美ちゃん、よく来たね。それにママとお姉さんも、よく来てくれました。」 cool18.com

  眼鏡をかけた一人の男がすくっと立ち上がると、私たちの方に近づいて来ました。 cool18.com

  私はその眼鏡男に導かれるままに、他の男たちの座るソファの方に進み、指示された一人がけのソファに腰掛けました。阪木と涼子と結花の三人は、その場所から、10メートルほど離れた、リビングの端のダイニングテーブルの椅子に座ってこちらの様子を眺めています。 cool18.com

  「それにしても、可愛いね、奈緒美ちゃん。今日の会場でも輝いていたけど、こうして、目の前で見ると、実物の方がずっといいよ。ホントに可愛いよ。」 cool18.com

  やや、小太りの男が言うと、 cool18.com

  「お、俺なんかさ、絶対に、奈緒美ちゃんが、グランプリだと思ったぜ、だって、絶対に一番可愛かったもんな。」 cool18.com

  ニキビ顔の男が言葉を続けました。 cool18.com

  その言葉に同意するように、他の男たちも一斉に、 cool18.com

  「うん、そうだぜ。審査員どうかしてるんだよなぁ。」 cool18.com

  などと言い合い、お世辞とも本音ともつかない、褒め言葉を続けました。 cool18.com

  私の不安は完全に安堵感に変わっていました。むしろそのように誉められることに、なんとなく優越感を感じ始めていて、そんな若い男の子たちを可愛いとさえ感じ始めていたのです。もちろん彼らは、私を自分よりはるかに年下の中学生の美少女と思っていたのに違いありませんが。 cool18.com

  私はいつしか彼らの思っている理想の年下の美少女を、演じてあげようという気持ちにさえなっていたのです。  cool18.com

  私は時折ニコッと微笑みを浮かべながら、 cool18.com

  「どうも、ありがとうございます。」などと誉め言葉に対するお礼の言葉も何度となく口にしました。 cool18.com

  そんな彼らの様子に変化が現れだしたのは、5人の内の一人で、かなり肥満体で油ぎった顔をしている男が口を開いてからでした。 cool18.com

  「ねえ、でもさ。奈緒美ちゃん。すっげー、胸してるよね。それにさ、お尻とかもプリンプリンしてて、ウエストとかもきゅっと締まっててさ。とても中一の女の子には見えない身体してるよね。」 cool18.com

  その一言を境に、まるで堰を切ったように、徐々に無遠慮な言葉を投げかけてくるようになったのです。 cool18.com

  「うん、俺も、そう思った。ね、奈緒美ちゃん、胸って、何カップなの?」 cool18.com

  私は、徐々に消えかけていた羞恥心が再び現れ出し、うつむいて、受け答えする言葉も、小さくなっていったのです。 cool18.com

  「あ、あの・・・・H・・・Hカップです・・・。」 cool18.com

  「へぇー、Hカップか・・・ABC・・・・GHでしょ?すげぇな、超爆乳じゃん。でさ、グラビアアイドル志望だって?」 cool18.com

  「おお、そう言ってたよね、今日。でさ、男の人に水着姿とか見られたいって言ってだじゃん。」 cool18.com

  「うん、俺も聞いた。で、あれなんでしょ?『オナペットになりたいの』なんて言ってたじゃん。ね、奈緒美ちゃん。」 cool18.com

  「そうそう、それも、あんなスケベな水着でな。俺、あのときもうすっかりビンビンになっちゃったぜ。」 cool18.com

  「でもさ、中一のくせに、オナペットなんて言葉、意味知ってるの?ねぇ、奈緒美ちゃん?」 cool18.com

  男たちの視線は、私の身体をなめ回すようにいやらしく光っていました。特に、ミニのセーラー服のスカートからむき出しになった脚や、服越しにもわかるHカップのあふれんばかりの胸のあたりに釘付けになっているのです。 cool18.com

  私は実際には自分よりも年下の男たちから、年下の少女として見られている屈辱感と、羞恥心に襲われ、ただうつむいて聞き流すしかできませんでした。 cool18.com

  とその時です。私の耳元に結花の声が聞こえてきたのです。 cool18.com

  そうです。私はすっかり忘れていましたが、あの私への指示を行うためのイヤホンはまだ、私の耳に入ったままだったのです。 cool18.com

  (質問には、ちゃんと答えなさい。もうギャラだってもらってるんだから。断れないのよ。) cool18.com

  私は思わず、かなり離れた位置にいる涼子と結花がいる方に目をやりました。 cool18.com

  (いい?私の言うとおり、言うのよ。大事なお客さんたちなんだから、満足してもらわなかったら、ひどいからね。いいわね。) cool18.com

  結花の声は、まるで、涼子の口まねのように強い口調になっていました。 cool18.com

  その口調はもう以前の恋人を思いやるそれではなく、復讐心とサディスティックな思いが混じり合ったそれであり、有無を言わさぬ強ささえ込められていました。 cool18.com

  (ああ、まだ、こんな恥ずかしい思いをしなくてはいけないの? いつになったら許してくれるの? でも、これが終われば・・・・そう、これが終われば、聡さんに会えるんだから・・・) cool18.com

  私は、心のなかでつぶやくと、結花からの小声での台詞をただ繰り返し始めたの出した。 cool18.com

  「あ、あの、オ・・・オナペットって・・・男の方たちが・・・オ・・・オナニーするときに・・・・見ながら・・・・する・・・女の人のこと・・・でしょ?」 cool18.com

  「おおー、そんなこと、知ってるんだぁ? 中一のガキのくせに」 cool18.com

  「じゃ、何?意味知ってて言ってたのかぁ? 俺、言葉だけかと思ったぜ、参ったな、中一のくせになぁ」 cool18.com

  「じゃさ、男のオナニーってどういう風にするかって知ってるの?」 cool18.com

  私は、静かに頷くと、 cool18.com

  「うん、知ってる。あのね、こ・・・興奮して・・・大きくなった・・・お・・オチンチンを、自・・・自分で・・・自分の手で・・・触ったり、こ・・・こすったりして・・・最後に・・・」 cool18.com

  私は周囲の男たちの視線が明らかに興奮状態になってきているのを感じました。 cool18.com

  「うん?さ、最後に・・・最後に?何?」 cool18.com

  「うん、最後に・・ね、せ・・・精液ぴゅーって・・・だ・・・出すの。」 cool18.com

  「すげー、ませてるな。そ、そんなことまで・・・知ってるの?じゃさ、ね、オナニーの別名って知ってる?ねぇ、知ってるの?」 cool18.com

  「うん、奈緒美・・・聞いたことある・・・。せ・・・センズリって・・・言うんでしょ?」 cool18.com

  「うわっ、たまんねー、こんな可愛い口から、センズリなんて言われると、どきっとしちゃうぜ。な?」 cool18.com

  「おお、じゃさ、さっき、コンテストで最後に言った台詞さ、センズリって言葉にして言、言い直してくれないかなぁ・・・頼むよ。奈緒美ちゃん。」 cool18.com

  私は、ソファからゆっくりと立ち上がると、少し座りじわのついたスカートを直し言ったのです。  cool18.com

  「奈緒美・・・グラビアアイドルになるのが夢なんです。男の人たちにこの、奈緒美の・・・・大きな・・・大きなオッパイと・・・お・・・お尻を見て頂きたいんです。そして、いっぱい、いっぱい、感じてもらいたいの。お願い・・・奈緒美の身体見ながら、いっぱい、セ・・・センズリ・・・センズリ・・・して。それで、溜まってる・・・せ・・・セーエキ・・・ドピューって、だ・・・出してね。奈緒美、皆さんの、・・・セ・・・センズリの・・・お、おかずに・・・なりたいの・・・。」 cool18.com

  私の台詞が終わった瞬間、彼らは一斉に歓声を上げました。 cool18.com

  私の顔は真っ赤になり、燃えるような羞恥心を感じていました。 cool18.com

第20章-3 cool18.com

  そんな屈辱的なやりとりがおよそ1時間程行われた後、いつの間にか部屋に戻ってきていた阪木が口を開きました。 cool18.com

  「じゃ、いよいよ、撮影会と参りましょう。じゃ、皆さんは例の部屋においでください。」 cool18.com

  その言葉に促されるように、5人の男たちは、部屋を出て行きました。 cool18.com

  (ああ、よかった、いよいよ、撮影会が始まる。これが、終われば、帰れる。) cool18.com

  私は撮影会に入る前の彼らの興奮ぶりが多少不安ではあったものの、心はすでに帰宅後の田中とのひとときに気持ちは飛んでいて、そんな不安はすぐに打ち消されていきました。 cool18.com

  私は彼らの後について部屋を出ようとしました。とその時、阪木が私を止めたのです。 cool18.com

  「あ、奈緒美ちゃんは、まだだよ。ちょっと、着替えをしてからね。」 cool18.com

  阪木はそう言うと、レモンイエローのパステルカラーのブラとショーツ、そしてその時身に着けていたセーラー服のスカートとまったく同じ色の襞スカートを差し出したのです。私はそれらの服を受け取ると、着替えの場所を探そうと周囲を見回しました。 cool18.com

  「いいのよ。ここで着替えて・・・。」 cool18.com

  阪木の横に立っていた涼子が言いました。 cool18.com

  「で、でも・・・」 cool18.com

  私はためらいました。なぜなら、そこには阪木がいたからです。しかも、渡された衣服の中には、新たなブラとショーツがあるのです。つまり、それらに着替えるということは全裸にならなければならないということを意味しているのです。もちろん涼子と結花にその全裸の姿は、もういやと言うほど見られてはいますから、今更この変わり果てた女性としての身体を見られることに激しく拒否反応を示すことはありませんが、阪木という、今日初めてあった男性、しかも、私の本当の性別を知らない男性の前で全裸になることは、絶対に避けたいと思ったのです。それは、羞恥心と屈辱感のいずれをも増幅した感情でした。 cool18.com

  私は、阪木のなめ回すような視線に、身を固くしながら立ちつくしていました。 cool18.com

  「なに?どうしたのよ?いいでしょ?見られたって。そんなことでどうするのよ。グラビアアイドルなんてなれないじゃない。」 cool18.com

  今度は結花が急かすように言いました。 cool18.com

  すると阪木がそれを制するように優しい口調で言ったのです。 cool18.com

  「そんな、無理ですよね。お姉さんみたいに大人じゃないんですから。でも、僕ももう一度奈緒美ちゃんの素敵な身体、見たいんだよね。あ、でも、奈緒美ちゃん、そのブラとショーツね、今着ている、白いマイクロビキニの上から着るだけでいいんだよ。だから、恥ずかしがらないで、僕に見せてよ。ね?」 cool18.com

  私はその言葉に救われる思いでした。マイクロビキニの上からなら全裸にならなくても済むのです。もちろん極端に小さな、しかも透けるような薄い素材でできている超マイクロビキニ姿になるのは、恥ずかしいことには違いありません。けれどもそれは、もうすでに何百という観衆の前で、経験したばかりです。 cool18.com

  (もう、いいじゃない、いまさら・・・。ビキニ姿くらい・・・。) cool18.com

  私は心に言い聞かせ、セーラー服を脱ぎました。その途端、ブルンブルンと小刻みに震えるHカップの爆乳が顔を見せ、そこに阪木のあからさまな熱い視線が投げかけられていくのを感じました。 cool18.com

  私は身を屈めるようにして、レモンイエローのブラジャーを白いマイクロビキニの上からアンダーバストの周囲に巻き付けると、前側でホックを留め、カップを回し、それから、そのカップにたわわな肉のかたまりを形を整えるようにしながら押し込みました。 cool18.com

  「あれ?これでも、小さかったのかな。Fカップなのに・・・お肉がはみ出してるね。ヘヘヘ・・・。」 cool18.com

  確かに、それは、私の胸には少し小さいようで、カップの上部から、はみ出した肉がカップのレース部分に被さっているようでした。 cool18.com

  私の心には再び羞恥心がわき上がり、早く身を隠したいいう思いから、ショーツに両脚を通すと一気に引き上げ、セーラー服の上着を着ました。下半身はショーツ姿という恥ずかしいものでしたが、その下にはマイクロビキニとは言え、水着を着ているという安心感のようなものを感じていました。そして最後に、渡されたスカートのホックを外し、両脚を通して引き上げました。 cool18.com

  それは案の定、極端に短いマイクロミニスカートで、股下5センチほどしかありません。 cool18.com

  (ああ、やっぱり・・・) cool18.com

  私はそう思いましたが、もうすでにそれ以上に短いスカートを身に着け、羞恥の体験を経てきた私には、それほどの恥ずかしさも感じなかったのです。それは、もしかしたら、例えショーツが見えても、その下に水着をつけているという安心感がそうさせたのかもしれませんが。 cool18.com

  「じゃ、準備もできたようだから、撮影会場に行きましょうか。ね、奈緒美ちゃん」 cool18.com

  私は、阪木の後に付いて、リビングを出ると、廊下を少し歩き、玄関脇の別室に案内されました。 cool18.com

  ドアの前で、阪木は、 cool18.com

  「じゃ、ここからは一人で入ってね。僕と、ママとお姉ちゃんは隣の部屋から見ているから。」 cool18.com

  と言うと、隣の部屋のドアを開けて中へと消えて行ったのです。 cool18.com

  (え?隣で見てるって?どういうこと?) cool18.com

  私は、阪木の言葉にちょっと不安を感じましたが、それ以上に、初めて体験する撮影会というものへの不安はそれ以上のものでした。私は一つ大きな深呼吸をすると、ドアを開けました。 cool18.com

  (うん?なんで、なんで・・・こんなに薄暗いの?) cool18.com

  部屋の中は、何となく薄暗く、異様な雰囲気がしました。 cool18.com

  (な、何?こ・・・この部屋・・・?そ、それに・・・誰も・・・いないし・・・。) cool18.com

  私は一層不安が高まりました。その部屋はよく見ると8角形で出来ていて、その図形を形作る辺の部分、つまり、壁の部分がすべて鏡張りになっています。しかも、その上部には消えてはいましたが、なぜか小さなランプが備え付けられているのです。さらに目をこらすと、鏡の一枚一枚に、小さな取っ手もついていました。しかし、それ以上に私を不思議がらせたのは、そこに私以外、誰一人いないということです。 cool18.com

  (え?さっきの人たちは・・・どこにいるの?) cool18.com

  私は、てっきり、撮影用の照明の照らす明るい部屋の中でカメラを構えて先ほどの5人の若者が待っているという光景を勝手に思い浮かべていたので、あまりにも意外であり、不安はどんどん高まっていきました。   cool18.com

  すると、その時、 cool18.com

  「奈緒美ちゃん。奈緒美ちゃん。こっち。こっち・・・」 cool18.com

  という、阪木の声が部屋の上の方から聞こえたきたのです。 cool18.com

  私は周囲を見回し、その声の方向を確かめました。 cool18.com

  「え?ど・・・どうして・・・そ、そんなところに・・・いるの?」 cool18.com

  先ほどこの部屋に入るために開いたドアの隣に、大きめのガラス窓があり、その中に、阪木と涼子と結花の微笑んでいる姿が見えました。私は、阪木の「隣の部屋で見ているから。」と言った言葉を思い出しました。 cool18.com

  「アハハ・・・、ちょっと驚かせちゃったみたいだね。でも、これもね、奈緒美ちゃんにリラックスしてもらって、撮影してもらいたかったからなんだよ。」 cool18.com

  私は目を丸くしながら、ガラス窓の向こうからマイクを通じて声をかける阪木をみつめました。 cool18.com

  「周りの鏡を見てごらん、小さなレンズがたくさんついているでしょ?」 cool18.com

  私は、不安な面持ちでぐるりと囲まれた鏡の壁を一枚一枚、目を凝らして見つめました。 cool18.com

  確かに阪木の言う通り、それぞれの鏡の一部に直径5センチ程の円形の部分があり、 cool18.com

  さらによく見ると、それは、ビデオカメラのレンズのようでした。それらは、壁の上部についていたり、中央についていたり、下部についていたりとその位置は様々でした。 cool18.com

  「あ・・・あの、これ・・・ど・・・どういうことですか?」 cool18.com

  私の不安そうな表情を見て取ったのか、阪木の落ち着いた口調で説明を始めました。「何しろ、奈緒美ちゃんは、まだ中一の女の子だからね。男の人ばかりに囲まれて、じっと見られながらじゃ、リラックスして撮影なんてできないでしょ?だから、みんなには、別の部屋にいてもらって、持ってきてもらった、ビデオカメラだけ、設置してあるって訳なんだ。カメラだけなら、奈緒美ちゃんも、落ち着いて自然なポーズがとれるでしょ?ね?」 cool18.com

  私は阪木の説明を聞いて、ホッと胸をなで下ろしました。同時にそこまで配慮してくれている阪木に感謝の気持ちさえ抱いていたのです。確かに、先ほどの興奮した男たちの様子では、もしその目の前での撮影会ということになれば、どれほどの過激なものになるか想像に難くなかったからです。 cool18.com

  「あ、それからね、僕の目も気になるだろうから、ここから出るからね。後のことはママとお姉さんに頼んであるから、言われた通りにポーズをとってくれればいいから、じゃ、よろしくね。」 cool18.com

  阪木はそう言うと、その場から姿を消しました。 cool18.com

  (よかった。これなら、インスタントカメラやプリクラと同じ・・・。) cool18.com

  そんな思いが心を占め、安堵の笑みがこみ上げてきたのです。 cool18.com

第20章-4 cool18.com

  (それじゃ、始めるわよ。えーと、まずは・・・、手を後ろに組んで、微笑みながら、ランプの点いたところのカメラに向かってポーズをとってみて・・・。) cool18.com

  ポーズを指示する結花の声が聞こえてきました。それはマイクからではなく、私の右も耳の中に押し込められているイヤホン越しの声でした。私は、なぜイヤホンを使うのか幾分不思議に思いましたが、きっと、その方が使い慣れているいう理由からなのだろうと思い、それ以上の疑問を抱くことはしませんでした。結花のまるで何かのメモを読んでいるかのような指示も不思議な感じでしたが、私には、そんなことより一秒でも早く撮影会を終了し、帰宅したいという願いの方が強くなっていたのです。私の脳裏には微笑む田中の顔が浮かんできます。 cool18.com

  次の瞬間、取り囲んでいる鏡の壁の一つのランプが赤く点灯するのがわかりました。私はそのランプの下にある、目線くらいの高さのレンズに向かって、指示通り、両手を後ろに組みながら、ニコッと微笑み、小さく小首をかしげたのです。誰にも見られていないという安心感が私をごく自然なポーズへと導いていったのです。 cool18.com

  (はい、次は、ちょっと前屈みになって、膝に手を添えて・・・そう、そうよ。笑顔はそのまま・・・うん。そう・・・可愛いわ・・・。) cool18.com

  (じゃ、次は背伸びしてみて・・・そう、両手を思い切り高く伸ばして・・・・うん、そう・・・。) cool18.com

  (今度は、口元に指先を近づけて、しーってしながら、ウインク・・・うん。そう、素敵。ホントに可愛いわ・・・。) cool18.com

  結花の指示は次から次へと繰り出されました。私はその度にランプの点灯を確かめながら、そちらの方のレンズに向かって、笑顔を絶やさずにポーズをとり続けました。身体を動かすたびに超マイクロミニの裾からレモンイエローのショーツが顔を覗かせているだろうことも少しは気になりましたが、オタク系の若者がリクエストするポーズならそれくらいは仕方がないとも思っていました。 cool18.com

  結花の指示する、ポーズはだんだんと大胆なものになっていきました。 cool18.com

  (それじゃ、今度は本棚の上から、本を取ってみて。) cool18.com

  私は周囲を眺め回してみました。しかし、どこにも本棚などありません。 cool18.com

  私はきょとんとした表情を浮かべて、ガラス窓に視線を送りました。 cool18.com

  (よく、見て、上の方よ、ほら、奈緒美ちゃんの右の方の上・・・・。) cool18.com

  私は、指示された方を向きました。 cool18.com

  確かに私の右上には、天井から下がった小さな本棚らしき棚がありました。そして、その中には、数冊の本が並んでいます。しかし、身長が160センチしかなくなっていた私には、背伸びをしてもとうてい届くことができない高さです。私は、そのことを告げるように小さく首を横に振りました。 cool18.com

  (そばに椅子があるでしょ?それに乗ってとってみて・・・。) cool18.com

  私はまた視線を周囲に回してみました。細く高めのスツールが目に入りました。 cool18.com

  私はそのスツールを本棚の下に置くと、倒れないのを確かめてから、ゆっくり上に乗り本棚に手を伸ばしました。そしてその中の一冊を手に取り、スツールから降りようとした時、 cool18.com

  (だめよっ、まだ・・・何冊か迷うふりをして、そこで、本を手にとって眺めるのっ。) cool18.com

  私は何でそんなポーズをとらせるんだろうと不思議に思いましたが、素直にその指示に従いました。 cool18.com

  (そう、そう・・・いいわ。その調子・・・。少しお尻を突き出すようにね。ショーツがもっと見えるように・・・。) cool18.com

  私はその言葉にハッとして、視線を下に落としました。その時身につけていたセーラー服のスカートは股下5センチほどの超マイクロミニの襞スカートです。そんな姿で椅子に乗り、時折背伸びしながら、何冊かの本を取ったり戻したりしていれば、それを誰かが下から見れば、レモンイエローのショーツが丸見えになってしまうということに気づいたのです。今、周囲のビデオカメラのレンズはそんな私に向けられているはずです。 cool18.com

  しかし、それに気づきはしましたが、なぜか羞恥心より、おかしさの感情の方がこみ上げてきたのです。 cool18.com

  (なんだ、そんなことだったの。こんなセットまで作って、なんかあきれちゃうな。男の子って、こんな風にして女の子のショーツとか覗きたいのね。なんか、ちょっと、可愛いな。) cool18.com

  私は思わず、笑い声がこぼれてしまいそうになるのを抑え、指示通りに少しお尻を突き出して見せたのです。 cool18.com

  (じゃ、一冊選んでから、下に落としなさい。自然にね・・・そうよ、うん、上手。そしたら、下に降りて・・・そう・・・、床に落ちた本を拾うの。だめよ、膝曲げちゃ・・・。脚を伸ばしたまま・・・そう、上手よ。ショーツがよく見えるように。) cool18.com

  私は、結花の指示通りにポーズを取りました。 cool18.com

  (ホントにおかしいわ。男の子のリクエストって、こんなビデオとって、楽しむんだから・・・。フフフ・・・、なんか、すごーく、可愛いなぁ・・・。こんなんで、いいなら、いいわ。どんどん見せてあげる) cool18.com

  その頃から、私の心の中に、まるで小悪魔的な少女のいたずら心のような感情が沸いてきていました。羞恥心よりも見せつけてあげたいという感情です。 cool18.com

  もちろん、それはその場にビデオカメラしかないことによる安心感から生じているのは確かです。もしも、実際に彼らの前に出されれば、とうてい生まれてはこない感情だったはずです。 cool18.com

第20章-5 cool18.com

  その後も結花からのポーズの指示は休む間もなく続きました。 cool18.com

  いたずらっぽい微笑みをカメラのレンズに向けながら、しゃがんだ膝を立てて、それを両腕で抱えるようにしたり、四つんばいになりながら、お尻をつきだしてみたり、いわゆる超ミニの女学生のパンチラ映像として出回っているようなポーズを繰り返したのです。 cool18.com

  少しの間をおいてから、再び、結花の声が耳に聞こえてきました。 cool18.com

  (じゃ、ここからは、セリフを入れてね。いい?私が言うように言うのよ。わかったわね。) cool18.com

  私は小さく頷きました。その時初めて、結花がなぜマイクではなくイヤホン越しに自分に指示を送ることを選んだのかの理由がわかりました。私がビデオに向かって口を開くセリフが自然に私の口から発せられていることを演出するには、マイク越しに全体に聞こえては都合が悪いということだったのです。 cool18.com

  私は、きっとこの後に指示されるセリフが、実際に人の目の前では口にすることのできないような恥ずかしいセリフであろうことは、この撮影会の雰囲気からも何となく察知できました。でも、目の前にあるのはあくまでビデオカメラのレンズだけ。しかも、数百人の前で、あれだけの恥ずかしいセリフを口にした数時間後のことです。 cool18.com

  私はあれ以上の屈辱的な体験はないだろうとすら思っていましたので、どんなセリフでも口にするつもりでした。いえ、むしろそれが彼らの望むものであるなら、思い切って大胆に演じてやろうといういたずらっぽい感情すら抱くようになっていたのです。  私は指示されるセリフと仕草を、大胆にも自らの意志によるものであるかのように次から次へと、演じていったのです。 cool18.com

  「ねぇ、お兄ちゃん、今、奈緒美のこと、見てたでしょ? フフフ・・・・知ってるんだから、奈緒美。お兄ちゃんが、いつも、奈緒美のパンチラ見てるの・・・。でも、だまってたんだ。だって、奈緒美・・・お兄ちゃんが好きだもん。それにね、奈緒美、男の人に見られるの、大好きなの。お兄ちゃんにもお話したよね、奈緒美、グラビアアイドルになりたいって・・・だから、いつも、いつも、男の人の熱い熱い、視線・・・感じてたいの・・・・。それが、お兄ちゃんなら・・・・最高だもん。だから、いいよ。もっと見ても・・。フフフ・・・。」 cool18.com

  私はゆっくりとその場にしゃがみ込み、いたずらっぽい瞳をビデオカメラに向けると、唇を少し開いたまま笑みを浮かべ、小さく小首をかしげました。そして両腕で膝を抱えながら、足先を徐々に両側に広げていきました。超マイクロミニのスカートの裾から、M字になった両脚が伸び、その奥にレモンイエローのショーツがはっきりと顔を出すように。 cool18.com

  「フフフ・・・、どう?見える?奈緒美のパンチラ、よく見える?・・・え?セーラー服の下も見たいって?う~ん、どうしよう・・・困ったなぁ・・・、でも・・・・いいわ。奈緒美、お兄ちゃんに見せてあげる。でも、他の人には・・・・絶対に・・・内緒だよ・・・。」 cool18.com

  今度はゆっくりと立ち上がって、セーラー服を脱ぐと、その場で立ったまま、次から次へと点灯するランプの方向に向けて、身体の向きを傾けました。その動きに呼応するように、姿を露わにした爆乳がプルプルと揺れていくのがわかります。 cool18.com

  「ねえ、お兄ちゃん、奈緒美の身体・・・どう?奈緒美ね、こんなに大きなオッパイしてるでしょ?それに、お尻だって、こんなに大きいでしょ? ホントはずっと、はずかしかったの。でもね、いつからか、こんなHな身体の方が男の人は好きなんだって知って、うれしくなってきたの・・・。それから、奈緒美、グラビアアイドルになることが夢になったの・・・。ねえ、お兄ちゃんも、奈緒美の身体・・・好き?」 cool18.com

  私は、次々に点灯するランプの下のレンズに向けて上半身を屈めて、胸の谷間を強調するように、両方の腕を内側に引き寄せました。 cool18.com

  とその時でした、それまでビデオが回るかすかな音以外には無音であった部屋のどこからか、スルスルという布ずれのような音と、ファスナーを下ろすようなシャーという小さな音が次々に聞こえてきたのです。しかも、私の周囲の鏡がかすかに振動し始めたのもわかりました。 cool18.com

  私は一瞬その不思議な音が何なのかと気にはなりましたが、イヤホン越しに送られてくる指示は少しの猶予も許してはくれません。私はただそれを演じて行くしかありませんでした。 cool18.com

  これは直後にわかったことですが、実は私の周囲を取り囲んでいた鏡の一枚一枚は、マジックミラーになっていて、その後ろに人が一人入れるくらいのスペースがあり、そこには、それぞれ、先ほどのリビングにいた5人の若いオタク系の男の子たちが入っていたのです。 cool18.com

  彼らは私がこの部屋に入ってきてからの一部始終を覗き見ていたのです。そして私の演じる扇情的なセリフとポーズに我慢しきれなくなった何人かが、履いていたジーンズとトランクスを下ろし、大きくなった誇張を自らの手で慰めていたのです。かすかな布ずれとファスナーの音、そして鏡の小刻みな振動は、そのために起こっていることだったのです。 cool18.com

  もちろん、そんなまるで風俗の『覗き部屋』のようなシステムになっていることを知らされていないのは私だけであり、涼子も結花も、阪木から、すでに詳細を聞かされていて、その上で同意していたことだったのです。 cool18.com

  私はそんな企みにまったく気づかないまま、さらにエスカレートする指示に従って演技を続けました。 cool18.com

  「ええ~?もっと?もっと見たいのぉ・・・?ええ?ブラもショーツも取れってこと? ううん、もう~、じゃ、一回だけだよ。これだけだって、ホントは・・・奈緒美、すごく恥ずかしいんだから・・・。」 cool18.com

  私はレモンイエローのブラジャーの背中に手を回し、思わせぶりにホックを外しました。その瞬間ブルルンと音を立てるかのように、今まで押し込められていた反動で、Hカップの巨大な揺れる肉のかたまりが姿を現しました。 cool18.com

  そして次にショーツを外したヒップは、ブルブルとはち切れんばかりの振動を残して揺れています。 cool18.com

  「どう?お兄ちゃん。こ・・・これでいいの?でも、裸じゃなくて、がっかりした?フフフ これね、奈緒美の一番お気に入りの水着なんだぁ。白い超マイクロビキニ・・・・。ネ?似合うでしょ?・・・ううん、最初は恥ずかしかったよ。こんなの着るの。だって、奈緒美・・・まだ、中一だもん でもね、これ、思い切ってプールで着たら、男の人がみんな、見るの・・・そしたらね、奈緒美、なんか、うれしくって・・・。それからは、いつもこれ着てるの。 ねぇ、お兄ちゃんも、今、見ていてくれてる?」 cool18.com

  私は極小の三角形以外はただのヒモと呼んだ方がふさわしい、あの白いマイクロビキニ姿をこれ見よがしに見せつけるように、その場でゆっくりと回ってみせました。乳房の揺れを抑える機能の全くない胸の部分が、ユサユサと揺れています。 cool18.com

  「あれぇ?お兄ちゃん、もしかして・・・もしかして・・・奈緒美の身体見て、感じてるの?ううん、だめだよ、隠しても・・・。奈緒美、男の人が感じると、どうなるか、知ってるもん。・・・オ・・・オチンチンが・・・固くなって・・・大きくなって・・・くるんでしょ?ホラ、お兄ちゃんも、お兄ちゃんのオチンチンも固くて、大きくなってるじゃない。奈緒美、そういうとき、男の人が、どうしたくなるか・・・知ってるよ。 指で、こ・・こすったり、撫でたりして、もっともっと、気持ちよくなりたくなるんでしょ? それ・・・せ・・・センズリって言うんでしょ?ね、お兄ちゃん?そうでしょ・・・?フフフ・・・。ね、お兄ちゃん、奈緒美のエッチな身体見ながら、センズリ・・・したいんでしょ?そうでしょ?フフフ・・・じゃ、いいよ、奈緒美、見ながらセンズリして。奈緒美、もっと、よく見せてあげるから・・・。」 cool18.com

  私はそう言うと、身体を横にして、伸ばした両脚を徐々に開いていきました。 cool18.com

  カメラのレンズからは私の無毛の『女の子の部分』が純白のマイクロビキニの三角形から透けるように見えているはずです。 cool18.com

  「ああん、奈緒美、今、お兄ちゃんの・・・センズリの・・おかずになってるのね。お兄ちゃん、ね、もっとよく見て、奈緒美のあそこ・・・いっぱいいっぱい感じて、センズリして・・・そしてそして・・・白い、セーエキ・・ドピュドピュって、たくさん、たくさん・・・出してぇ・・・・・。」 cool18.com

  私は精一杯の演技で、少女らしいいたいけな表情と豊満で成熟しきった肉体を持ち、さらに心の中は淫乱で男が欲しくてたまらないという現実離れした美少女を演じたのです。とにかく撮影そのものを少しでも早く終わらせたいという思いが羞恥心を消し去っていったのでした。 cool18.com

第20章-6 cool18.com

  しかし、その時、結花の悪魔のような囁きが耳元に響きました。 cool18.com

  (だめよ、奈緒美ちゃんも、自分でオナニーして見せなくちゃ。わかってるでしょ。そのくらい) cool18.com

  いくら何でもそれだけはできないと思いました。ここまでの演技だって、自分に向けられているのは無人のカメラだけだと思うからできたのです。しかし、たとえカメラだけだとしても、自慰行為を演じることは、この上もない屈辱に思えたのでした。 cool18.com

  私はガラス窓の方を見つめ、小さく首を振りました。 cool18.com

  (何いってるの?そんなこともできないの?それがなくちゃ、いつまでたっても終わらないわよ。撮影が・・・。じゃ、いいわ。こうしてあげるか フフフ・・・。) cool18.com

  結花はバックから何やら黒い小さなものを取り出して、私の方に示したのです。 cool18.com

  「ま、まって・・・だめ・・・」 cool18.com

  私はとっさに声を出してしまいました。 cool18.com

  それは、まさしく体内に埋め込まれた、忌まわしい電磁波の送信機だったのです。 cool18.com

  私は全身に震えを感じました。そのスイッチが押された瞬間、下半身から女性器を刺激する電磁波が流れ、自分の理性では抑えようもない高ぶりが襲ってくることを、それまでに何度も味あわされていたのです。 cool18.com

  私は何度も首を振り、 cool18.com

  (助けて・・・それだけは、助けて・・・お願い・・・。) cool18.com

  と、せっぱ詰まった視線を送り続けました。 cool18.com

  しかし結花はそれをまったく無視するかのように冷たく微笑むと、持っていた送信機のスイッチに指をかけました。 cool18.com

  同時に下半身にかすかな振動が走ったと思うと、その動きは一気に全身を駆け抜け始めたのです。 cool18.com

  (ああ、また、こ・・・この感覚が・・・だ、だめ・・・・感じちゃ・・・だめ・・・。) cool18.com

  私は唇を噛んで、この感情の高ぶりを抑えようと努めました。しかし、それはまったくの無駄な抵抗であり、震えるような、しびれるような感覚がズンズンと高まっていくのです。 cool18.com

  (どう?どんな気分?奈緒美ちゃん・・・。やめて欲しい?やめて欲しかったら、こういう風に言うのよ。) cool18.com

  私はわらにもすがる思いで、結花の指示するセリフを口にしました。 cool18.com

  「ああん、ね、ねぇ・・・お兄ちゃん、奈緒美、お兄ちゃんに・・・オ・・・オマンコ見られてると、何か・・・何か・・・変な気分になってきたの。アアンぅ・・・お兄ちゃんだけ・・・センズリして、ずるいなぁ・・・。ね、奈、奈緒美も・・・・オ・・・オナニー・・していい?ねえ、オ・・オマンコ、手で・・ス・・スリスリして・・・いい?ね、いいでしょ?お願い・・・。アアン、ああ・・・」 cool18.com

  その間も電磁波の影響による、性欲の高まりは止めどなく上昇していきました。 cool18.com

  (アアン・・・アン、すご・・・すごい・・こ、この感覚・・・だ、だめ・・感じちゃうぅ・・。) cool18.com

  私の中で残っていたかすかな理性の欠片が音を立てて崩れ去っていくのがわかりました。 cool18.com

  もはや何が演技で何が本能なのかわからなくなり、左手でHカップの爆乳をわしづかみにしながら、激しく揉み上げました。 cool18.com

  「ああん、感じるぅ・・・素敵よ・・・奈緒美、感じちゃうぅぅ・・・。」 cool18.com

  私はさらに右手を下半身に伸ばし、三角形の純白の布きれの上から、その部分をそっとなで上げました。 cool18.com

  「あん、ああんん・・・」 cool18.com

  しびれるような感覚が皮膚の除去された敏感な陰核から全身を貫いていきます。 cool18.com

  私は遂に本能の赴くまま、右手を三角形の中に忍ばせると、そのまま中指を内部に挿入していきました。すでに溢れるばかりに流れ出している愛液がその行為をスムーズにしてくれます。 cool18.com

  「ああん、・・んん・・お、お兄ちゃん、見える?奈緒美・・・中一のくせに・・・こ、こんなこと・・・してるの。ね。お兄ちゃん・・・奈緒美のこと嫌いになったぁ? でも、アアン、感じるの。奈緒美、感じてるのぉ・・・。」 cool18.com

  私は挿入した指を最初はゆっくりと、そしてだんだんとスピードを増しながら、出し入れを繰り返したのです。 cool18.com

  「あ~、あんぅ~、すごいの・・・奈緒美の・・・オ・・・オマンコ・・・気持ち・・・気持ちいいのぉ・・・。ああんん・・・・んん・・・。」 cool18.com

  内部からの突き上げるように連続する性欲の高まりと、それを助長する止めることの出来ない指の動きによって、私は、一気に頂点に達していったのです。 cool18.com

  「ああ~あ~、奈緒美、イ、イッチャウ・・・イッチャウぅ・・・」 cool18.com

  目の前に光が飛ぶのを感じ、そのまま一気に頂点に達してしまいました。 cool18.com

  右手の指先にはドロっとした愛液の固まりが伝ってくるのがわかりました。 cool18.com

  私は数回の痙攣の中で、ぐったりして、まるで余韻に浸るかのように目をつぶっていました。同時に激しい後悔の念が心にわき上がりました。 cool18.com

  (ああ、どうして、どうして、こんな目に遭わなくちゃいけないの?) cool18.com

  私は外的な刺激により、自分の意志によらない強制的な自慰行為を行わされることが、あまりにも辛く屈辱的な思いがして、知らず知らずのうちに涙が溢れてきたのでした。 cool18.com

第20章-7 cool18.com

  しかし、そんな余韻に浸っていたのもほんのわずかの時間だけでした。 cool18.com

  私は妙な気配を感じ、そっと目を開きました。 cool18.com

  「え?何?ど、どういうこと?」 cool18.com

  見上げる私の視線の先には、あの5人の若い男が私を取り囲むようにして立っていたのです。しかも、それぞれの目は明らかに興奮によって充血しているのがわかりました。私はとっさに起きあがろうとして、上半身を上げましたが、一人の男の力によって肩を押さえつけられたのです。 cool18.com

  「あ、あんなよぉ・・・、は、激しい・・・オナニー・・・オナニーまで・・・見せられちゃって、た・・・たまんねえよぉ」 cool18.com

  肥満体の男が私の胸を見つめながら、くぐもった声で言いました。徐々に視線が定まってきた私の視界には、下半身裸で、いきり立った誇張を盛んに自らの指でこすり上げている姿が目に入ったのです。 cool18.com

  私はハッとして、逃げようとしましたが、か細い肩を力づくで押さえ込まれていたために身動きが取れません。 cool18.com

  「な、なぁ・・・男の、センズリ・・・みたいんだろう?そ・・・そうだろう?」 cool18.com

  「じゃあよ・・・精液、で・・・出るとこ、み・・・・見せてやるよ・・・。」 cool18.com

  別の男が言いました。見ると、その男も下半身から露わになった誇張を激しく上下にさすっているのです。 cool18.com

  その瞬間、部屋のスピーカーを通じて、阪木の声が響きました。 cool18.com

  「では、本日の大サービスです。男のセンズリのおかずにされたいなんて言う、奈緒美ちゃんに、お礼もかねて、見せてあげてくださいね。もちろん、最後はどこに出してもかまいませんが、くれぐれも、本番はだめですよ~。」 cool18.com

  私は全身に震えが走り、その場を逃れようとしました。しかし今度は二人がかりの男の力で押さえ込まれたのです。 cool18.com

  そして、次の瞬間、目の前の男が、 cool18.com

  「ほれぇ、い、行くぞ・・よく、見ろよっ」 cool18.com

  と言うが早いか、私の顔を自らの誇張に引き寄せたのです。 cool18.com

  誇張は一瞬膨張したようにふくれあがると、先端から勢いよく白い糸のような迸りが見えました。そして、その迸りの先は、私の両の瞼と頬にピシャッと音を立てるように飛びかかってきたのです。 cool18.com

  「い、いや・・・いやぁ・・・」 cool18.com

  私は大声を上げて叫びました。しかし若い男のみなぎった精液の力は、激しく何度も何度も襲いかかってきたのです。 cool18.com

  一人が終わると次の男が、私の前に誇張を突きだし、あるものは、顔にそしてあるものは、豊満な乳房にと全身に向かって精の証をぶつけてきたのでした。 cool18.com

  (ああ、ひ、ひどい・・・ひどい・・・) cool18.com

  私の目からは幾筋もの涙があふれ出し、頬を伝って落ちていきました。そしてその滴は、頬にかかった男の精液と混じり合いながら、糸を引いて落ちていったのでした。     cool18.com

  このようにして、今思い出しても信じられない恥辱的な一日は終わりました。 cool18.com

  全身に夥しい量の精液を浴びたまま、呆然と座り込んでいた私に結花が近づいてきて言いました。 cool18.com

  「ホントに、男のおもちゃになっちゃったわね。すっかり・・・。本当は男なのにね・・・。私をだまさなければ、こんな目にあわずに済んだのに・・・・。アハハ」 cool18.com

  私はその言葉をただうつむいて聞いているより仕方がありませんでした。 cool18.com

  その後、指示されるままシャワーを浴び、着てきたセーラー服に着替えると、タクシーに乗せられた私は、涼子と結花と共にマンションを出ました。 cool18.com

  タクシーの中でも、時折、自分の身体に見ず知らずの男の精液の臭いが残っているようで、知らず知らずのうちに涙が溢れているのがわかりました。 cool18.com

  しかも、その屈辱感をあおるかのように、涼子と結花が蔑みと復讐心に支配された言葉を聞こえよがしにささやいてくるのでした。 cool18.com

  その夜、私はベッドの中で声を上げて泣きました。止めようとしても、涙は次から次へとあふれ出し、まるで自分の体内のすべての水分を失わせるかのようでした。 cool18.com

第21章-1 cool18.com

  私は肉体的にも精神的にも疲れ切った中で深い眠りに落ちていきました。そんなボロボロになった私に癒しを与えてくれる唯一の存在は田中聡だけでした。 cool18.com

  その夜、田中はみんなが寝静まった頃、静かに私の部屋の鍵を開け、中に入ってくると、何も言わずに抱きしめてくれたのです。 cool18.com

  「辛かったろう。よく辛抱したね。いいか、いつか、俺が助けてやる。信じて待ってるんだ。」 cool18.com

  私はその言葉に心が震え、涙が一層溢れてきました。その涙はそれまでの屈辱の涙でなく、感動の涙であることは自分でもはっきりとわかりました。 cool18.com

  私は細い腕を田中の背中に回し、すがりつくように抱きしめたのです。 cool18.com

  「うん、奈緒美、愛してるから・・・聡さんのこと愛してるから・・・」 cool18.com

  田中はそんな私のあごをそっと持ち上げると、優しく唇を近づけてきました。 cool18.com

  私は全身が溶け出しそうな恍惚感の中で、田中との長い長い口づけを交わしたのです。 cool18.com

  いつかは、ここを抜け出して、この人、聡さんと暮らすことができるんだという思いが私を最後の絶望から救ってくれたのです。 cool18.com

  しかし、それを妨げるかもしれない恐怖の可能性は未だに消えてはいません。それは、村井から受けた陵辱による妊娠の恐怖です。田中はそんなことはかまわないと言ってくれていますが、実際にそんなことになれば、どういうことになるかは不安で仕方ありませんでした。とにかく妊娠という最悪の事態が自分の身に降りかかっていないことを願うしかなかったのです。 cool18.com

  そんな妊娠への不安を払拭できないまま、その後も、私は、彼らの企みによって様々な恥辱的で屈辱的な性的体験を経験させられることになったのです。幸い、見ず知らずの男たちとの間には本当の性交渉はありませんでした。それを村井が嫌がったということが理由でした。もちろん、それが私のことを気遣ってのことではないことは知っていました。万が一、その時点で私が妊娠してしまったら、私に新たな妊娠の恐怖を味あわせながらの陵辱というサディスティックな嗜好を満たすことができなくなるというのが本音でした。 cool18.com

  村井は私のバージンを奪ったときの行為により、私が妊娠している可能性がほとんどないことは知っていました。その日が不完全にせよ、私に初めて訪れた生理の日だったことが理由です。村井は、涼子や結花から、生理の日の性交渉よって妊娠する可能性はほとんどないことを知らされていたからです。 cool18.com

  私にとって結果としては、新たな妊娠の可能性だけは打ち消すことができたのです。 cool18.com

  そんな過酷な試練が続く中でも、私は彼らの要求を絶対に拒否したりはしませんでした。それは毎晩田中と交わす熱い口づけと愛の言葉が支えになっていたからです。愛する田中といつかは結ばれるという思いが、私を素直で従順な女に変えていったのです。 cool18.com

  毎晩部屋に戻り、泣いている私に田中は熱い愛の言葉を囁きながら、きつく抱きしめ、口づけをしてくれました。私は、その田中の愛に満ちた口づけを受けながら、彼の指で身体を愛撫されると、心の底から結ばれたい、女として受け入れたいという気持ちにもなりました。しかし、それでもやはり村井の子を妊娠しているかもしれないという不安がその一線を踏み出すことを躊躇わせていたのです。それはレイプなどの虐待を受けた女性がそれ以来トラウマになり、男性との間の性行為を受け入れることができなくなることに似ているのかもしれません。いえ、それだけでなく、その時の私の心の中の最も大きな部分は、やはり妊娠という現実に対する恐怖心でした。男の身でありながら、別の男の子供を身ごもるということは、どうしても耐えられない絶望感をもたらすものだったのです。 cool18.com

  私はいつしか自らを完全に女に変えられたことを認識しなければならないであろう屈辱的な現象、つまり、「生理」を心から待ち望むようになっていたのです。 cool18.com

第21章-2 cool18.com

  それは数日後、突然訪れたのです。 cool18.com

  その日朝起きると、私は、あの病院で感じたような下腹部の痛みを感じました。 cool18.com

  私はハッとし、そのままトイレに駆け込みました。下ろしたショーツのステッチ部分に赤黒い血液の染みがはっきりと付いていました。 cool18.com

  私は思わず、うれしさと安堵感で、力が抜けて、その場にしゃがみこんでしまいました。私は、急いでベルを鳴らすと、部屋に入ってきた涼子と結花にそのことを報告したのです。その顔は、きっと喜びに輝いていたはずです。 cool18.com

  「あの、あの・・・せ・・・生理が・・・生理がきたんです・・・。」 cool18.com

  すると涼子は結花と顔を見合わせた後、蔑んだ笑みを浮かべながら言いました。 cool18.com

  「あら、まあ、よかったわね。奈緒美ちゃん・・・。これでホントの女の子になったのね。でも、それにしても、生理がきたのがそんなにうれしいなんて、ホントに大人になりたがる小学生の女の子と同じね。もう、すっかり女の子の気持ちになっちゃったってわけね・・・。ふふふ・・・」 cool18.com

  それから一旦部屋を出ると、手に生理用品を持って戻って来ました。 cool18.com

  私は結花と一緒にトイレに入ると、結花の手によって生まれて初めて、タンポンの挿入という感覚を味わったのです。元恋人である女性から、女性となった身体にタンポンを挿入されるという体験は、本来なら絶対に受け入れることのできない屈辱的なものです。しかし、その時の私にとって、その生理の訪れは、村井との間に妊娠はなかったことの証であり、そしてなによりも、田中との一線を越えることを可能にする喜びの証でもあったのです。私は、この喜びを誰かに伝えたい思いに駆られましたが、そんなことはできるはずはありません。黙って、自分だけで、その思いに浸ったのです。 cool18.com

  「ホントに、そんな喜ぶなんて、変な子ね・・・。ま、最初だから仕方ないけど・・・、きっとそのうち煩わしくて仕方なくなるから・・・フフフ」 cool18.com

  結花は私の『女の子の部分』にタンポンを挿入しながら、そう言ったのです。 cool18.com

  私に生理が訪れたという報告を受けた村井は、まったく意に介さないようでした。もとより村井にも、涼子や結花にも、妊娠など望んでいるはずもなかったからです。まして、村井が私を陵辱した日は、私が退院した日、つまり初めての生理らしきものが訪れた日のことです。生理の日に妊娠する可能性が薄いことは、女の涼子や結花には分かり切ったことだったのです。彼らの心には、男の身でありながら妊娠という恐怖に襲われている私の様子に、復讐心を満たしたいという思いしかなかったのです。 cool18.com

  しかし、そんな女性の身体に関する知識の乏しい私には、彼らとは違い、思わず、口元から笑みがこぼれ、鼻歌まで出るくらいのうれしさの中で、その「煩わしい」とされる生理の期間を過ごしました。 cool18.com

  私の初めての本格的な生理は5日間で終わりました。その間腹痛や頭痛に悩まされることもありましたが、そういった肉体的な苦痛を、精神的な安堵と喜びは完全に上回っていました。毎朝、タンポンを取り替える時に目にする血液の付着は、煩わしさよりも、喜びでさえありました。それに生理の期間だけは、村井たちによる性的な要求もありませんでした。そのことも喜びの一因になっていたことは確かです。 cool18.com

  ただ生理中も、涼子と結花は事あるたびに、 cool18.com

  「男のくせに生理になるなんて、どんな気分?」 cool18.com

  「生理があったからって安心してはだめよ。これからも、ずっと妊娠の可能性があるんだからね。何しろあなたは完全に女の身体になったんだから・・・。」 cool18.com

  などと、ことさらに屈辱感を与える言葉を投げかけたりはしましたが、少なくとも、それ以外には肉体的にも精神的にも、開放感を得られた5日間だったのです。 cool18.com

  そんな精神状態と呼応するかのように、その間の私の表情は明るいものでした。 cool18.com

  毎晩のように過ごす田中との愛のひとときも、それまでの泣き顔ばかりを見せる悲しい逢瀬ではなく、自然と笑顔が浮かんでいたのです。時には冗談を言い合いながら声を上げることもありました。私は田中の腕に抱かれながら、その愛が一段も二段も深まっていく実感を感じていました。 cool18.com

  しかし、そんな夢のような5日間が過ぎると、私は再び地獄のような現実に引き戻されたのでした。男の目を楽しませるためだけの目的でできているような衣装を身につけた私を村井と本城は、力づくで組み敷き、そして陵辱する日々が始まりました。 cool18.com

  とは言え何とか最後の一線である妊娠の危険だけは避けることができたのは、涼子からの指示のおかげでした。もちろんその指示も、あくまで私に羞恥心を呼び起こすためのもので、決して善意から発したものでないことは明らかでしたが。 cool18.com

  涼子は、妊娠の恐怖に震える私に、 cool18.com

  「しかたないわね、じゃ、こんな風に言って許してもらえば?」 cool18.com

  と耳打ちし、いくつものアドバイスらしき指示を与えてきたのです。 cool18.com

  その内容のあまりにも屈辱的なことに、一瞬はためらいはしたものの、妊娠だけはどうしても避けたいという思いから従わざるを得ませんでした。 cool18.com

  ある時は、電磁波の高まりゆく性欲の中で、私の身体にのしかかっている村井の耳元で、 cool18.com

  「お願い、パパ・・・奈緒美、パパの・・・セ、セーエキ、お顔に・・・お顔に欲しいの・・・お願い・・・だから・・・ね、最後は、お顔に・・・ピューッて・・・して・・・。」 cool18.com

  などと言ったり、またある時は、いきり立った誇張を、本城がまさに私の『女の子の部分』に挿入しようとした瞬間、私は身を引いて、 cool18.com

  「だ・・・だめよ。・・・充お兄様ぁ・・・。だって、お兄様のチンポ・・・奈緒美には大きすぎるの・・・。奈緒美のオマンコ・・・壊れちゃうもん。だから・・ね、お兄様、お口に、お口にちょうだい・・・。お兄様のセーエキ、奈緒美の・・・お口にドピュドピュって出して・・・。奈緒美・・・全部・・・飲んで・・・ア・ゲ・ル」 cool18.com

  と言ったりしながら、何とか、膣内での射精だけは避けることができたのです。 cool18.com

  もちろんそれでも避けられない時もありました。 cool18.com

  「今日は、絶対に中だししてやるからな」 cool18.com

  などと言いながら、村井が私の身体を押さえつけることもあったのです。 cool18.com

  しかしそんな時でも、涼子のアドバイスらしき指示により何とか回避することができました。 cool18.com

  「い、いや・・・パパ・・・お願い・・・奈緒美・・・まだ、妊娠したくないの・・・だから、ね、ゴム・・・して・・・。奈緒美が・・・お口で・・・はめてあげるから・・・。」 cool18.com

  私は、そう言うと、口中で舌を使いながら、コンドームを開き、村井のいきり立った大きな誇張に、そんまま被せるというような、まるで娼婦の技巧とも言うべき行為を行ったのです。 cool18.com

  その時の私を第三者が見れば、中学生と見まがうほどのあどけない容貌と、それに似合わないほどのグラマラスな身体を併せ持ち、しかも、口にするセリフや仕草は、まるで淫乱な少女売春婦そのものだったでしょう。 cool18.com

  しかし、そんな屈辱的な演技のおかげで、私の妊娠の危機は、回避し続けることができ、翌月には2度目の生理を迎えることもできたのです。その頃になると、私は女には周期的に安全日というものがあり、排卵日を避ければ、妊娠する可能性が薄いことを知っていました。それは、「女」としての当然の知識だと、涼子と結花が教えてくれていたのです。 cool18.com

第21章-3 cool18.com

  そんな2度目の生理が終わり、数日経った頃でしょうか。 cool18.com

  それまで私の身をいたわり、口づけと身体への愛撫以上の行為を求めなかった田中の行為に変化が見られるようになってきたのです。 cool18.com

  口づけを交わしながらも、田中の手は私の豊満な太股からお尻を荒々しくなで回したり、もみ上げたりするようになり、そのままベッドに倒れ込み、胸をわしづかみにするようになってきたのです。しかも、その時に、興奮した口調で、 cool18.com

  「なあ、奈緒美、もうそろそろいいだろう?俺たち愛し合ってるんだから・・・なあ」 cool18.com

  と言いながら、ショーツをはぎ取り、自分の興奮でいきり立った誇張を、私のその部分に挿入しようとするようになったのです。 cool18.com

  「い、いや・・・だめ、お願い・・・聡さん。奈緒美、赤ちゃんができちゃう。妊娠するのが、怖いの・・・。」 cool18.com

  私は首を激しく振りながら拒否しました。妊娠への恐怖は決して消えることがなかったからです。 cool18.com

  そんな時、田中は決まって、 cool18.com

  「俺のこと、愛してないのか?信じてないのかよ?」 cool18.com

  と強い口調で言うのです。 cool18.com

  「ご・・・ごめんなさい。聡さん。奈緒美、聡さんのこと、愛してる。信じてるわ。でも・・・でも、やっぱり怖いの・・・。お願い・・・許して・・・。」 cool18.com

  私は泣きながら答えました。 cool18.com

  「じゃあさ、俺のここ・・俺の大きくなったここ・・どうすればいいんだよ?」 cool18.com

  田中はそう言うと自分の大きくなった誇張を示すのです。 cool18.com

  私は、そんな田中の姿になぜか悲しさと、自分自身がどうしても受け入れることのできない勇気のなさに、情けなくなる思いでした。 cool18.com

  (どうして、どうして? 村井や本城にはあれだけ陵辱されているのに、どうして、聡さんを迎え入れることができないの?こんなに・・・こんなに愛しているのに。) cool18.com

  私は心の中で自問しました。 cool18.com

  それは、きっと意に添わないセックスを村井や本城に強いられてきたことでセックスという行為自体に一種の嫌悪感が芽生えてしまっていたのかもしれません。妊娠への恐怖は、避妊具を用い、しかも安全日を選べば、解消されることはわかっています。でも、それでも踏ん切れないのは、聡との関係だけは、純粋な愛情に裏打ちされた行為にしたいという心の中の無意識の抵抗だったのかもしれません。 cool18.com

  「ごめんなさい、聡さん・・・。お願い・・・今は、これで・・・これで・・・・我慢して・・・。」 cool18.com

  私はそう言うと、身体を起こして、聡の誇張に唇を寄せ舌を這わせながら、ゆっくり時間をかけて愛撫したのです。その舌の動きは、聡の二つの睾丸を包む陰嚢や、肛門にまで伸ばしました。私がそれほどまでに念入りに奉仕しているのは、それが愛する田中のものであり、村井や本城に対する行為とは違うことを示したかったからです。 cool18.com

  しかし、そんな私の思いは田中には通じてはいなかったようでした。 cool18.com

  田中の私への求め方は、日に日に乱暴なものになっていったのです。それまでの時間をかけた愛ある語らいや抱擁は短いものになり、私を助け出すという言葉もほとんど口にすることがなくなっていきました。 cool18.com

  そして時には、何も言わずに、部屋に入るなり、 cool18.com

  「どうせ、俺には身体を許す気はないんだろう? わかったよ。じゃ、いつものようにしゃぶれよ・・・。ホラ、早くしろよ・・。」 cool18.com

  と言って、いきなりズボンを脱ぎ捨て、私の唇にいきり立った誇張を押し当てることもありました。 cool18.com

  「ど・・・どうして・・そんな、乱暴なことするの?お願い・・許して。」 cool18.com

  私は、涙を浮かべながら言いました。しかし、田中はその行為をやめようとはせず、無理矢理私の口中に誇張を突き入れると、激しく腰を振るのです。 cool18.com

  (ああ、どうして、こんな・・・でも、奈緒美が・・・奈緒美が悪いのね。身体を許すことができないから・・・ごめんなさい。聡さん。本当にごめんなさい・・・。) cool18.com

  私は愛する聡の気持ちを必死につなぎ止めようと懸命の奉仕をしました。それは演技などではなく、本心からの叫びのようでもありました。 cool18.com

  そして口中にほとばしる最後の精の放出を嚥下すると、そっと唇を離し、 cool18.com

  「ホントに・・・ホントにごめんなさい。いつか・・・いつか、きっと・・・」 cool18.com

  私は、ズボンを上げて部屋を出て行こうとする田中の背中に向かってそう囁いたのです。 cool18.com

第21章-4 cool18.com

  しかし、その後も田中の態度は冷淡になり、ついには、 cool18.com

  「ほら、今日もおしゃぶりしたいんだろう?このおしゃぶり女・・・。本当にお前は淫乱だなぁ・・・。」 cool18.com

  などという、それまでは考えられないほどの冷たい言葉を吐くようになったのです。 私には田中の心が離れていくのをそのままにしておくことなどできません。どんなに冷たくなっても田中だけが唯一の希望の灯だったからです。 cool18.com

  私はとうとう心を決めたのでした。 cool18.com

  「いいわ。わかった・・・。奈緒美、聡さんに、だ、抱かれる・・・わ。」 cool18.com

  その私の言葉を聞いて、田中の目には明らかな喜びの色が見て取れました。 cool18.com

  (こんなに喜んでくれてる・・・。よかった、決心して・・・これで、もう大丈夫) cool18.com

  私はそう思うと、もっと早く許すべきだったという後悔の念が芽生えてきました。それと同時に、これで田中の心を引き留めることができるはずだと確信し、安堵したのです。 cool18.com

  田中は、私をベッドに横たえ、優しい口づけをしてくれました。それは、久しぶりに見せる田中の優しさでした。そして、私の衣服を脱がせると、全身を時間をかけてゆっくりと愛撫し、私のその部分が十分に潤んできたのを確かめると、いきり立った誇張を挿入してきたのです。 cool18.com

  「だ、だめ・・このままじゃ・・・お願い・・・アレして・・・ね。お願い・・・。」 cool18.com

  私は恍惚とした思いの中でも、妊娠への恐怖心だけは消えてはいませんでした。 cool18.com

  田中は少しがっかりしたようでしたが、すぐにポケットからコンドームを取り出して、私に渡したのです。 cool18.com

  「あのさ、前にあいつらにしたみたいに、口ではめてくれよ。なあ、いいだろう?」 cool18.com

  私はその言葉を聞いて、少し悲しい気持ちになりましたが、今まで焦らし続けてきたことに申し訳なさもあり、言われるままコンドームを受け取ると、跪きながら田中の誇張に唇と舌を使って装着しました。 cool18.com

  田中はそんな私の娼婦のような技巧を見下ろしながら、満足そうに笑顔を見せました。 cool18.com

  コンドームの装着が終わるのを確かめると、田中はもう一度私を横にし、両脚を開くと一気に挿入してきました。 cool18.com

  「ああん・・・んん・・」 cool18.com

  その瞬間、私の口元からは自然にあえぎ声が出ました。 cool18.com

  田中はその声に応えるように、静かに腰を動かし始めました。 cool18.com

  「ああんん・・・んん・・・ん・・」 cool18.com

  私の身体には田中の腰の動きに呼応するような電流が流れ始めたのです。 cool18.com

  それはあの忌まわしい、電磁波の強制的な性感の高まりとは違う、心から発せられる感動の喜びのようでした。 cool18.com

  (ああ、いま、とうとう、聡さんと結ばれたんだわ。ああ・・・うれしい・・・。) cool18.com

  私は、いつしか、頬に熱い涙が伝ってくるのを感じました。 cool18.com

  田中はその私の表情を上から眺めながら、さらに腰の動きを早め、 cool18.com

  「愛してる・・・奈緒美、愛してるよ・・・。」 cool18.com

  と言いながら背中に回した腕に、より一層の力を込め、私を抱き寄せました。 cool18.com

  その瞬間、私の全身には痺れるような快感が貫いていきました。 cool18.com

  「ああ・・・聡さん、な、奈緒美も・・・愛してる・・・ああんん・・・こ、これが・・ホントのセックス・・・なのね・・・ああんんん・・・素敵・・・素敵よ・・・聡さん・・・」 cool18.com

  田中の腰の動きは深度を増し、それに同調するように私の身体には波のような快感が寄せては引き、引いては寄せるを繰り返しながら、ついに頂点に引き寄せられていったのです。 cool18.com

  「ああん・・聡さん・・・奈緒美、いい・・・イッチャウ・・・・イッチャウ・・・。」 cool18.com

  「ああ、お、俺もだ・・・奈緒美、俺も、い、いく、いくぞ・・・。」 cool18.com

  私たちはお互いを力の限り抱き寄せると、そのまま一気に頂点に達しました。 cool18.com

  私のその部分は、ブルブルっという痙攣と共に、田中の精の放出をはっきりと感じ取ったのです。同時に瞑った瞳の奥にはいくつもの星が瞬き、全身からそれまでに味わったことのない感覚がわき上がってきたのでした。 cool18.com

  私にとっては、初めての女としての真の絶頂感を経験した瞬間でした。 cool18.com

  その日から、私たちはどちらからともなく、お互いを求め合うようになり、毎晩のように結ばれることになったのです。いえ、ひとたび抑制の堰を切った私の方がむしろ、積極的に求めるようになっていたのかもしれません。もちろん避妊具を用いたセックスによる安心感もありましたが、何より、その行為自体が田中を喜ばせ、心を引き留めることに繋がるという思いもありました。 cool18.com

  しかしそんな私の思いは、やがてもろくも崩れ去ることになります。あの羞恥のコンテストの時に、私が田中に対して一瞬だけ抱いた、不信感が現実のものになる日がやってくるのです。 cool18.com

  連日のように続く屈辱的な試練の中で、失意に涙する私をそっと労ってくれたことも、いつかは助け出すという言葉も、そして何より、私を愛しているという言葉も、全てが彼らによって企てられたシナリオの一部だったのです。私を最後の絶望のどん底へ突き落とすために。 cool18.com

第22章-1 cool18.com

  それから2ヶ月ほどした頃からでしょうか。 cool18.com

  田中の様子に、また少しずつ変化が見られるようになってきました。初めて知った本当の女としての喜びと、田中への離れがたいほどの思いが強まってきていた私に対して、田中の方は身体の関係だけを目的にしているかのような様子に変わってきたのです。 cool18.com

  ある日のこと、私たちはいつものように抱き合い、口づけを交わすと、田中の手のひらが私の全身を愛撫するのを待ちわびたように、小さなあえぎ声を上げながら受け止めました。そして、いざ挿入の時を迎えた時、コンドームの装着を促す私に田中は言ったのです。 cool18.com

  「なんかさ、たまには、ナマでやりたいなぁ・・・。ナマの方が気持ちいいって言うしさぁ・・。」 cool18.com

  そのつぶやくような声に、私はハッとしました。 cool18.com

  「そ、そんな、だめ・・・だって、妊娠しちゃうじゃない。」 cool18.com

  その日は、私にとって最も危険な日、排卵日に当たっていました。だから、どうしても避妊具が必要だったのです。もちろん本当の女性なら、愛する田中の子供なら欲しいと願うものなのかもしれませんが、私は何と言おうと真の性別は男なのです。男として妊娠するということは、どうしても受け入れがたいことだったのです。 cool18.com

  「でもさ、たまにはいいじゃん。な、いいだろう。大丈夫だって・・・妊娠なんかしないからさ・・・・・。」 cool18.com

  田中は繰り返し求めてきたのです。その目は愛する女の身体を思いやる男の態度ではなく、自分の欲求のままに、望みを遂げようとしている身勝手な男の姿でした。 cool18.com

  田中は私の返事も聞かないまま身体を押し倒すと、何もつけていない自らの誇張を私のその部分にあてがいました。 cool18.com

  私の恐怖心は一気に高まり、あの村井から受けた最初の陵辱の姿が脳裏に走りました。 cool18.com

  「いやー、だ、だめー・・。」 cool18.com

  私は思わず叫び声を上げ、精一杯の力で田中をはねのけました。 cool18.com

  「わかったよ。なんだよ。俺の言うこと聞けないのか。それなら、いいよ。俺たち終わりにしようか・・・。」 cool18.com

  田中はそう言うと、ベッドから起きあがり、脱いだズボンをはき直そうとしました。 cool18.com

  その言葉には、自分を信頼しきった女が別れを望むはずがないという自信めいた響きがありました。 cool18.com

  そして残念ながら私には、確かに田中の言う「別れ」を受け止めることはできませんでした。それほどまでに田中を愛し、信頼していたからです。 cool18.com

  「で・・・でも・・・やっぱり・・・できない・・・・そんなこと・・・ああ・・・ど、どうしたらいいの。奈緒美、妊娠が・・妊娠が怖いの。ね、お願い、そんなこと言わないで・・・。」 cool18.com

  私はいつしか涙声になっていました。必死に訴えることで、もしかしたら田中の気が変わるかもしれないというかすかな希望を抱いての、無意識の演技だったのかもしれません。 cool18.com

  田中は一旦立ち去ろうとした足を止めると、私の涙混じりの顔を見つめると優しい口調で言ったのです。 cool18.com

  「わかったよ。奈緒美。じゃ、こうしよう。俺もナマで味わいたいからさ。でも、最後は外に出してやるよ。膣外射精ってやつな。いいだろう?それなら。」 cool18.com

  私は田中の申し出を拒否することはできませんでした。大きな不安を抱きながらも、この要求を拒否することで、またあの乱暴な田中に戻ってしまうこと、そして二人に別れが来ることをどうしても避けたかったからです。 cool18.com

  「ホントね?ホントに、中で出しちゃ・・イヤよ。お願いよ・・。」 cool18.com

  私は何度も何度も念を押すと、観念したようにベッドに横になりました。 cool18.com

  田中はいつもの機嫌に戻り、私をきつく抱きしめたのです。 cool18.com

  行為の間、いつもにも増して激しく腰を動かし快楽を貪っている田中の様子とは裏腹に、私はその日ばかりは、すべてを忘れて反応することができませんでした。田中が間違って体内で射精に達しないか、それだけが心配だったのです。 cool18.com

  やがて田中の表情から、絶頂が近づいてきた様子が見てとれました。 cool18.com

  「ああん、お、お願い・・・約束よ、早く、早く・・・外に・・。」 cool18.com

  しかし田中は、私の腰に手を回し、さらに力を込めて引き寄せるのです。 cool18.com

  「おお、き、気持ちいい・・・やっぱり、ナマが・・・ナマがいい・・・最高だ・・・うぅ、い、いきそうだ・・・。」 cool18.com

  「いや、だめ・・はやく、ぬ、抜いてぇ・・・。」 cool18.com

  私は精一杯の力で田中を引き離そうとしました。しかし、田中はまるでそれを弄ぶかのように、より深く挿入してきたのでした。私はこの時ほど、男としての腕力を失った自分に無力感を感じたことはありませんでした。 cool18.com

  そしてついにその瞬間はやってきました。 cool18.com

  「ううぅ・・い、いくぞ・・・・中で・・・中で・・・出すぞぉ・・・う、い、いくぅ・・・。」 cool18.com

  田中はくぐもったうめき声を上げると、私の豊満なヒップの柔肉をわしづかみにしながら、腰をグッと突き入れてたのです。 cool18.com

  「いやー、いやーーーーーっ・・・」 cool18.com

  私は悲鳴を上げました。 cool18.com

  その瞬間、私のその部分には田中の誇張から伝わるビクビクという脈打つような痙攣を感じたのでした。   cool18.com

  私は射精後の脱力感に浸っている田中を押しのけるようにして、そのままシャワールームに飛び込み、熱い『女の子の部分』を洗い流しました。膣内を確かめようと指を挿入させると、ヌルッとした精液の感触が指から伝わってきました。 cool18.com

  (あああ、なんてことなの?とうとう・・・こ、こんなことに・・・妊娠したら・・・妊娠したら・・・どうしたらいいの?) cool18.com

  私は抑えようもない不安に、いつしか大粒の涙を流していました。 cool18.com

  私は部屋に戻ると、田中を涙ながらに責めました。 cool18.com

  田中は黙って聞いていましたが、最後に一言だけ、 cool18.com

  「そんなに、俺の子供ができるのがイヤなのか?いいじゃないか、できたら、俺たちで育てれば・・・。」 cool18.com

  と言いながら、着替えを始めたのです。 cool18.com

  私はその言葉で少し救われる思いがしました。もしかしたら田中は自分との間に子供ができることを望んでいるのかもしれません。だとしたら、女としてそれに応えるべきなんじゃないか、そんな思いも沸いてきました。 cool18.com

  しかし、だからと言って、男の身でありながら別の男の子供を身ごもる、つまり母親になるということはどうしても受け入れることのできません。私は田中への強い愛を感じながらも、強い不安が消し去れないのでした。 cool18.com

第22章-2 cool18.com

  その日から、またあの「生理を待ちこがれる日々」が始まりました。食事も喉を通らない日々が何日も過ぎ去っていきました。 cool18.com

  そしていつの間にか、来るべき生理の予定日を15日も過ぎてしまったのです。 cool18.com

  そんなとき、私の生理の周期をノートにつけ確認していた涼子が何気ない口調で言ったのです。 cool18.com

  「そう言えば、奈緒美ちゃん、今月は生理まだ来ないの?変ねぇ・・生理不順かしら?」 cool18.com

  その言葉には、何か裏があるような響きでしたが、私にはそれを疑う心の冷静さはすっかりなくなっていたのです。 cool18.com

  私は、青ざめた表情で、涼子の言葉を黙って聞いていました。 cool18.com

  もちろん、すでに田中だけには、生理が来ないことは告げていました。 cool18.com

  しかし、田中は、 cool18.com

  「いいじゃないか、それなら・・・俺たちの子供だろう。俺たちで育てれば・・・」 cool18.com

  と言うだけです。 cool18.com

  せっぱ詰まった私は、そんな田中の言葉にかすかな安堵感を覚えはしたものの、同時に消せない不安が増幅していくのです。 cool18.com

  それから、さらにひと月が過ぎ、私は思いあまって、生理の来ないことを涼子に告げました。 cool18.com

  「ええ?まさか、妊娠じゃないわよね。だって、できないようにしてたものね。それに、最近はまったくそういうことしてないし・・・。」 cool18.com

  涼子は、慌てた口調で言いました。 cool18.com

  涼子の言う通り、私への村井や本城の陵辱や、屋外での恥辱的な体験は、かなりの期間行われていませんでした。また私への接し方も、何となく優しさみたいなものが感じられました。 cool18.com

  それは冷静に考えて見れば妙なことで、それまでの彼らの私への接し方からすると急変と言えるほどの変化だったのです。ただ私はそれ以上は詮索しませんでした。と言うより自分の妊娠への不安の方がずっと強かったからです。 cool18.com

  もちろん彼らのこの変化には奥があったの言うまでもありません。私がそのことに気づくのはもう少し後のことでしたが。 cool18.com

  涼子はその日念のためと言って、私に市販の妊娠検査薬を手渡し、使用法を説明しました。 cool18.com

  私は不安な面持ちでトイレにはいると、その検査薬の包みを開け、説明通りに実行しました。そして再びトイレから出ると、震える手で検査薬を涼子に手渡しました。 cool18.com

  検査の結果が出るには、数10分が必要でしたが、私はその間味わったことのない緊張と不安を感じ、倒れてしまうのではないかと思った程でした。 cool18.com

  「あら?陽性じゃないの、どういうこと?これ・・・?妊娠してるじゃない。奈緒美ちゃん。いったいどういうことなのよっ」 cool18.com

  涼子は検査薬に目をやりながら、大きな声で言いました。 cool18.com

  (ああ、やっぱり・・・・・・妊娠・・・してたんだ。ああ・・・なんてこと・・・なんてことなの・・・?) cool18.com

  私は膝から崩れ落ちそうなショックを必死に耐えながら、呆然と立ちつくしました。 cool18.com

  「ねえ、奈緒美ちゃん、どういうことなの?説明しなさいよ。誰なのよ。相手は・・・?え?誰なの・・・?」 cool18.com

  涼子は立ちつくす私に、厳しい視線を向け、何度も何度も問いただすのです。 cool18.com

  その様子は、まるで本当に自分の娘が、どこかで誰かの子を妊娠したことを詰問しているようでした。 cool18.com

  ただ一つだけ違っていたのは、涼子の表情に時折サディスティックとも言える、冷たい笑みが浮かぶことでしたが。 cool18.com

  「あ、あの・・・聡さん・・・聡さんです。奈緒美、聡さんと・・・。」 cool18.com

  執拗な質問責めに屈し、小さな声で涼子に告げました。 cool18.com

  「え?聡って・・・あの田中ちゃん・・・?ねえ、そうなの?」 cool18.com

  涼子の射るような視線は、より一層の激しさを増し、私の顔を直視しています。 cool18.com

  私は黙って頷きました。 cool18.com

  それを確かめるように見届けた涼子は、黙って部屋から出て行きました。 cool18.com

  (ああ、聡さん、ど、どうしたらいいの・・・。お願い・・奈緒美を・・奈緒美を助けて・・・。) cool18.com

  私はそうつぶやくと、そのままベッドに倒れ込んでしまいました。 cool18.com

  1時間ほどして再び部屋に入ってきた涼子は、私にリビングに来るように命じました。 cool18.com

  私はこれから一体どんな責めを負うことになるか不安でしたが、それ以上に現実に妊娠してしまったというショックの方がはるかに大きかったのです。 cool18.com

  しかし、そんな私に待ち受けていたのは、村井たちのあまりにも意外な反応だったのです。 cool18.com

  村井は、私と田中を並んで座らせると、いくつかの質問をした後、静かに言ったのです。 cool18.com

  「そうか、そんなに好きあっているんなら、仕方ねぇな。いいよ。俺たちもさんざん楽しませてももらったし・・・な?涼子・・。」 cool18.com

  涼子は微笑みながら頷くと、 cool18.com

  「そうね、ホントなら、もうとっくに解放する約束だったものね。奈緒美ちゃん。女の子になって好きな人ができて、それで子供ができたんだもの。祝福してあげなくちゃ・・・ね。」 cool18.com

  と言ったのです。 cool18.com

  「お姉ちゃん、奈緒美に先超されて、ちょっとショックだけど、まあ、いいわ。おめでとう、奈緒美ちゃん。」 cool18.com

  結花までそんな言葉をかけてきたのです。 cool18.com

  私はそんな言葉のやりとりを、信じられない思いで聞いていました。きっと何かの間違いに違いないと思いながら。 cool18.com

  彼らの信じられない言葉はさらに続きました。 cool18.com

  「まあ、戸籍上は無理だけど、お前たち、結婚しな。そして、赤ん坊を二人で育てるんだ。しっかりとな・・・。なんか、俺、まるで花嫁の父になった気分だぜ・・・。アハハハ」 cool18.com

  村井は大きな声で笑いました。 cool18.com

  「そうね、じゃ、私は花嫁の母ってわけか。フフフ」 cool18.com

  涼子が村井の言葉に返すように答えました。 cool18.com

  「ホ、ホントに・・・ホントに奈緒美のこと・・・許してくれるんですか?聡さんと、暮らせるんですね。本当に。」 cool18.com

  私は思わず声を上げて言いました。 cool18.com

  「ああ、ホントだとも。な、田中」 cool18.com

  村井は田中に視線を送り言いました。田中は無言のまま小さく微笑むと、一つ大きく頷きました。 cool18.com

  (本当は、こんなに優しい人たちだったんだ。今まで耐えてきて本当によかった・・) cool18.com

  私は心の中でそうつぶやきました。同時に、両方の瞳から止めどなく涙が溢れ落ち、頬を伝っていきました。 cool18.com

  「あ、ありがとうございます。奈緒美・・・ホントに・・・ホントにうれしいですぅ・・。」 cool18.com

  私は涙でぐしょぐしょになった顔に満面の笑みを浮かべ言いました。 cool18.com

  ただ涙のせいで曇った視線の先に、田中を含めた彼らが一瞬垣間見せる、意味ありげな冷笑が気にはなりましたが。 cool18.com

  その晩は涼子の提案でお祝いのパーティーまで開かれました。私は涼子の用意してくれた真っ赤なイブニングドレスを、そして田中はスーツ姿になり、その場に出席しました。もちろんパーティーと言っても、参加者はいつものメンバーだけでしたが。 cool18.com

  しかし、そんな小さなパーティーではありましたが、私の心はいつしか喜びの絶頂に酔いしれていました。 cool18.com

  「子供の名前はどうするんだ?」 cool18.com

  「そんな、まだ、男か女かも決まってないのに・・・。」 cool18.com

  などという冗談も飛び交って、その和やかな雰囲気は今まで、一度も味わったことのないものでした。私は、感激でこぼれ落ちそうになった涙を何度ぬぐったかわかりません。と同時に、いくつかの思いが走馬燈のように脳裏を駆けめぐりました。 cool18.com

  (元はといえば、この人たちのせいで、こんな人生を歩むことになったのよ。でも、今こうして、女になった私を花嫁として祝福してくれる。それに、私は今、聡さんが大好き。女として幸せを感じてる。だったら、もういいじゃない。昔のことは忘れるの。奈緒美、あなたは女としての幸せをつかむのよ。) cool18.com

  私の心にはそんな思いが強くなっていきました。その思いによって、今までおびえていた妊娠という事実を真正面から受け止めることができるようになり、同時に、今、自分のおなかの中には新しい生命、しかも、それは愛する田中との間にできた生命だと思うと、愛おしさが沸いてきて、不安を蹴散らしていくのでした。 cool18.com

  私は、知らず知らずのうちに自分の下腹部を撫でて、 cool18.com

  「奈緒美の・・・赤ちゃん・・・聡さんと奈緒美の赤ちゃん・・・。お願い、元気で・・・元気で生まれてきてね。」 cool18.com

  と呟いたのでした。 cool18.com

  その夜から、私と田中は屋敷のある一室で共に暮らすことになりました。 cool18.com

  本心を言えば、忌まわしい記憶の残る屋敷を出て、どこか二人だけで暮らしたいという思いもありましたが、そんな自由が許されるはずもありません。それに村井たちから受ける屈辱的な試練は、すでに行われることはありませんでした。さらに今後は本当の娘として大事にしていくとも言ってくれたのです。 cool18.com

  私はその言葉を信じて、屋敷を出たいという願望は忘れようと決めたのでした。 cool18.com

  彼らの言動は約束の言葉に違うことなく、信じられないくらいの優しさを伴うものになっていました。 cool18.com

  たとえば、私が少しでも重い物を持とうとすると、 cool18.com

  「だめよ、身体に触るから・・・大事にしなくちゃ・・・ね。」 cool18.com

  と声をかけられたり、 cool18.com

  「これ、妊婦にはいいんだって。しっかり食べて、元気な赤ちゃん産んでね。」 cool18.com

  と言って、特別な食事を与えてくれたりしたのです。 cool18.com

  あのすっかり忘れていた、私と涼子の間の離婚届も正式に提出され、慰謝料のことなど、まるでなかったかのような態度に変わっていったのでした。 cool18.com

  私はそんな彼らの言動にいつしか、すべてを許す気持ちになり、女としての幸せをつかもう。そしていい母親になろうという思いだけが強くなっていったのです。 cool18.com

  しかし、そんな私の思いとは裏腹に、再び田中の態度に徐々に変化が現れてきたのです。 cool18.com

  それは私が田中からの夜の求めに応じなくなったことがきっかけでした。 cool18.com

  「セックスは当分禁止よ。安定期に入るまではね。そうしないと、流産してしまうかもしれないから・・・ね。」 cool18.com

  私は、涼子からそう言われていたのです。 cool18.com

  ですから気の毒だとは思いましたが、田中の求めには応じることをしませんでした。もちろん、田中の高ぶった性欲をそのままにしていたわけではありません。私はできるだけ、献身的に尽くしたつもりです。口や胸や指を使って、私の知っている限りの技巧で田中の性欲を鎮めるよう努めたのです。けれども田中の機嫌は少しずつ悪くなっていきました。時には無理矢理、私を押し倒し、犯そうとすることさえありました。しかし、それでも私が必死に抵抗すると、そのまま部屋を出て、しばらく戻ってこないこともありました。 cool18.com

  後にすべてわかったことですが、実は、それらの行動は、あらかじめ計算された演技だったのです。 cool18.com

  私の女としての、そして母としての本能を最大限に高めた上で奈落の底に落とそうというのが彼らの目的だったのです。 cool18.com

第22章-3 cool18.com

  その後3週間ほどして、私は急にこみ上げるような吐き気を感じ、トイレに駆けこみ、食べたばかりの食事を戻してしまいました。 cool18.com

  それが悪阻というものだということはすぐにわかりました。 cool18.com

  そんな悪阻の症状は何日間か続き、その間は食べ物の匂いを嗅ぐのもつらいほどの吐き気が断続的に襲ってきたのです。もちろん、そんな状態ですから、田中の性的な求めにはまったく応じることができなくなってしまったのです。それまで何とか口や手を使って受け止めていた田中の精の迸りを、生理的に拒む気持ちが強くなっていったのです。もちろん愛が冷めたわけではありません。むしろ悪阻を通じて、高まっていく母親としての思いが、より父親として田中を求めていたとさえ言えます。しかし、身体の関係はどうしても、避けたいという気持ちになっていたのです。 cool18.com

  田中は私がすべての性行為を拒否したことに怒りを露わにして、部屋を出て行きました。しかもいつもは数時間で戻るのに、その日は何時間経っても戻ってきませんでした。私は徐々に胸騒ぎを覚え、田中に謝りたいという気持ちから部屋を出ました。その頃はすでに外鍵は外されていましたので、部屋から出ることは自由にできたのです。 cool18.com

  廊下に出て離れに向かうと、かすかな笑い声が聞こえてきました。 cool18.com

  それは田中と結花の声のようで、廊下の中程にある結花の部屋から漏れてきているようでした。さらに近づくと、その声は男女が親しげに睦言を囁きあう声に聞こえてきたのです。私は高まる不安の中、その部屋に近づきました。そして一度深呼吸をすると、震える手でドアをノックしました。 cool18.com

  「だれ?奈緒美ちゃん? いいわよ、入ってきても。フフフ」 cool18.com

  中から、結花の意味ありげな笑い声が返ってきました。私が尋ねてくるのが予めわかっていたかのような口ぶりです。  cool18.com

  私は静かにドアのノブを回し、ゆっくりとドアを開けました。 cool18.com

  その瞬間、私の目には信じられない光景が飛び込んできたのです。 cool18.com

  私にとっては、あまりにも残酷なその光景を、おそらく一生涯忘れることはできないでしょう。 cool18.com

  ベッドの中で裸の男女が上半身だけを起こし、私を見つめているのです。 cool18.com

  それは正に私の元恋人の結花と、そして現在の婚約者である田中が、ちょうど性行為を終えた直後の姿だったのです。 cool18.com

  「こ・・・これは、一体・・・どういうことっ?」 cool18.com

  私は思わず、声を上げました。 cool18.com

  「フフフ・・・、どういうことって、見ればわかるでしょ?こういうことなの。」 cool18.com

  結花は冷たい微笑みを浮かべると、隣の田中の首に両手を回して、しがみつくようにすると、田中の唇に自分の唇を近づけたのです。 cool18.com

  すると田中も、それに応えるように唇をさらに近づけ、熱い口づけをしてみせたのです。 cool18.com

  「う・・・うそ・・・ウソでしょ・・・・?聡さん・・・ウソでしょ・・・?」 cool18.com

  私は、あまりにも信じがたい光景に動揺が止まりません。    cool18.com

  二人は、濃厚なキスから唇を離すと、私の方に視線を送りました。 cool18.com

  「ウソじゃねぇよ、俺たちずっと恋人同士だったんだから・・・な?結花?」 cool18.com

  田中が、結花に同意を求めるように言うのです。 cool18.com

  「フフフ・・・そういうことなのよ。わかったでしょ?」 cool18.com

  結花は大きく頷くと、勝ち誇ったような笑みを浮かべて言いました。 cool18.com

  私は、膝の力が抜け、がくがくと全身が震え出すのがわかりました。 cool18.com

  「そんな・・・・そんな・・・・あんまり・・・・よ。・・・・二人とも・・・ひどすぎるわっ・・・。」 cool18.com

  私はその場にしゃがみ込んでしまいました。両方の瞳からは大粒の涙が溢れていました。 cool18.com

  (ううん、でも、これは、やっぱりウソだわ。だって、聡さんが奈緒美を愛していると言ってくれた言葉にウソがあるわけはないもの。) cool18.com

  私は泣きながらも、そう心に言い聞かせて、 cool18.com

  「ね、聡さん・・・ホントのこと言って・・・・。きっと奈緒美が・・・いけない子だったから・・・悪い子だったから・・・おしおきのつもりで・・・そんなこと・・・言ってるんでしょ?ね、そうでしょ? だったら、奈緒美・・・・もう二度と聡さんの言うことに・・・・逆らいません・・・。いつでも・・・いつでも、聡さんの求めには・・・応えますから・・・ね?聡さん」 cool18.com

  田中の目を直視しながら言ったのです。 cool18.com

  「あらあら、ホントに素直で従順な奥様ね。奈緒美ちゃんは。ね、どうする?聡。可愛い奥様にあんなこと言われて・・・フフフ」 cool18.com

  結花は田中に向かって言いました。それは、絶対に田中が自分から離れるはずがないという自信に溢れた口ぶりでした。 cool18.com

  「でもなぁ・・・俺は、結花を愛してるしなぁ・・・。ま、それは、無理だなぁ。」 cool18.com

  田中はそう言うと、ベッドサイドのテーブルに置いてあるタバコに手を伸ばしました。 cool18.com

  「そ、そんな・・・だって、奈緒美のこと・・・奈緒美のこと、愛してるって・・・言ってくれたじゃない。ね、そうでしょ?」 cool18.com

  私は田中を失いたくないという一心で、涙声を張り上げて言いました。 cool18.com

  すると田中は、それまでのニヤついた表情をキッと一変させ、冷たく言い放ったのです。 cool18.com

  「うるせぇんだよ。いつまでもピーピー・・・。俺はお前みたいなガキに興味はないんだよ。俺は、結花みたいな大人の女が好きなんだよ。ホントに子供みたいな顔しやがって、言うことだけは一人前なんだからよぉ。」 cool18.com

  「そ、そんな・・・ひどい・・・この顔だって・・・奈緒美の・・・奈緒美のせいじゃ・・・ないわ。みんな・・みんな・・・」 cool18.com

  私は、「みんな、あなた達のせいじゃない」と言い出しそうになるのを必死でこらえました。そしてもう羞恥心も捨て去って言い放ったのです。 cool18.com

  「だけど・・・奈緒美、お顔は・・・お顔は子供みたいかもしれないけど・・・でも・・・身体は・・・大人・・・ううん、大人の人にも負けないわ。ほら・・・。」 cool18.com

  私は着ていたパジャマの前を開けて、胸の谷間を見せつけたのです。 cool18.com

  「あらあら、すっかり自信過剰なイヤな女になっちゃったのね。なんか、サイテーな女ね。奈緒美ちゃんって。」 cool18.com

  結花が冷たい笑みを浮かべて、そう言いました。 cool18.com

  するとそれに応えるように、田中が信じられないような残酷な言葉を口にしたのです。 cool18.com

  「いや、女なんかじゃねぇよ。所詮こいつは男だぜ。俺には男を愛する趣味はねぇからな」 cool18.com

  私は田中の言葉に背筋が凍り付きそうな思いでしたが、それを打ち消すように言いました。 cool18.com

  「そ・・・そんな・・・奈緒美は女、女よ。だって、聡さんの、赤ちゃんだって・・・この・・このお腹の中にいるの。ねぇ、そうでしょ。聡さん。赤ちゃんがいるのよっ・・・。」 cool18.com

  私は、最後の望みの綱として、自分のお腹の中にいる聡の子供のことを口に出したのです。 cool18.com

  「そんなこたぁ、しらねぇよ。第一、誰の子かわからねぇじゃねぇか。あれだけ、いろんなやつとやってるんだからよ・・・。」 cool18.com

  「ひどい・・・ひどいわ・・・聡さんの子供に決まってるじゃない。奈緒美のお腹の中にいるのは、聡さんの子供なのよぉ・・・。」 cool18.com

  私はそう言うと、再び泣き崩れてしまいました。 cool18.com

  そんな私に結花が追い打ちをかけるように言いました。 cool18.com

  「でもさ、奈緒美ちゃんって、すごいテク持ってるんでしょ?聡から、聞いてるわよ。フフフ・・・。フェラの時なんか、タマタマや、お尻の穴までなめてあげるんだって?そんな恥ずかしいこと、私にはできないもんなぁ。 ね、いっそのこと、聡のザーメン処理女になってあげたら?男の性欲処理のためだけに生きるの・・・素敵でしょ?奈緒美ちゃんにはお似合いよ・・・。ねえ、聡・・?」 cool18.com

  「ああ、それはいいかもな。フェラだけじゃないぜ。パイズリだって、あのデカパイで挟んでユサユサ動かすんだぜ。もう、たまんねぇよ・・。結花の言うとおり、精液処理だけの女なら、させてやってもいいぜ。俺専用の精液便所みたいなもんだなぁ。アハハハ」 cool18.com

  私は結花と田中の口から発せられる言葉に、ただ泣き崩れるしかありませんでした。 cool18.com

第22章-4 cool18.com

  とその時、私の肩に誰かの手の触れる感触がしました。 cool18.com

  ハッとして後ろを振り返ると、そこには涼子と村井が立っていたのです。 cool18.com

  涼子は、泣きじゃくる私を冷たい視線で見下ろすと、フッと笑みを浮かべて言ったのです。 cool18.com

  「どう?恋人を寝取られる女の気分って?私にも経験があるから、よくわかるけど・・・ね。フフフフ」 cool18.com

  私は、この涼子の言葉で、今までの田中とのことが全て仕組まれたことだと気づいたのです。涼子は、自分の夫に自分と同じ惨めな思いをさせるために、田中と結花を結びつけ、私に恋人を寝取られる女の屈辱感を味あわせるという復習を企てたのでした。 cool18.com

  それは、余りにも冷酷で、残忍で、常人にはとうてい思いつかない企てでした。「あ・・・あんまりです・・・ひどい・・・ひどすぎます・・・。こ、こんなことって・・・。」 cool18.com

  私は涼子の目を睨みつけるようにして言いました。 cool18.com

  「何言ってるの?身から出たさびじゃない。フフフ・・・。」 cool18.com

  私は震える身体を両腕で抱きかかえました。その時、かすかな手の感触が下腹部に触れ、忘れかけていた子供の存在を思い出したのです。 cool18.com

  「で・・・でも・・・お腹には・・この奈緒美のお腹には・・・赤ちゃんが・・いるの。 赤ちゃんには父親が必要でしょ?」 cool18.com

  私は涼子の最後の温情にすがろうとしました。涼子だって女です。子供に対する思いはあるはずだという思いが私にはあったのです。しかし、返ってきた言葉はあまりに冷淡で残酷なものだったのです。 cool18.com

  「そんなの、堕しちゃえばいいじゃない。それとも、産んでママになる?今、流行りのシングルマザーにでもなる?フフフフ。 でも、堕すんなら、早いほうがいいわよ。もたもたしてると堕せなくなっちゃうからね・・・。さあ、わかったら、部屋から出て行きなさいよ。恋人同士のHをじゃましちゃいけないわ。それとも、寝取られる瞬間をここで、見てるつもり? フフフフ」 cool18.com

  そんな涼子の言葉を待っていたかのように、ベッドの中の田中と結花は再び抱き合うと、そのまま倒れかかるようにベッドに潜り込んだのです。 cool18.com

  私は思わず身体を起こすと、そのままワァッと泣き声を上げながら、部屋を飛び出しました。 cool18.com

  その夜私は屈辱感と後悔と不安とが入り交じった感情の中で、涙が枯れるほど泣き続け、とうとう一睡もできませんでした。 cool18.com

  明け方になり、窓からうっすらと光りが差し込んできた頃、ようやくわずかながら冷静さを取り戻した私は、フッと自分のお腹の子供のことに気持ちが向きました。 cool18.com

  (そうだ、もたもたしてはいられないんだわ。もたもたしてたら堕ろせなくなっちゃう。) cool18.com

  私には妊娠という過酷な現実が再び襲ってきたのです。田中を失った私にはお腹の子供を堕ろすのは、当然だという思いしかありませんでした。 cool18.com

  私は堕胎手術を行うのは妊娠の初期段階までであり、それを過ぎると堕胎は不可能になることを知っていました。 cool18.com

  (そう、子供を堕ろして、それからチャンスを見て、ここを逃げ出すのよ。そうしなければ、この後、どんなことになるか・・・) cool18.com

  私は泣きはらした瞼のまま、ベッドから起きると、堕胎手術を受けることを告げるために部屋を出ようとしました。 cool18.com

  とその瞬間、再び激しい悪阻に襲われたのでした。それは苦しみではありましたが、同時に私の体の中に確固たる生命が存在することを知らせてくれるものでもありました。たとえ憎むべき相手の子供であっても、それは生命そのものなのです。 cool18.com

  私は脚を止め、その場にしゃがみ込んでしまいました。そして、そっと右手を腹部に当てながら、自分がお腹の子供を守らなければならないという母性のような意識が芽生えてきたのでした。 cool18.com

  私はこうして堕胎手術を受けることを止め、一人で出産することを決心したのです。 cool18.com

  翌日そのことを涼子に告げた時、なぜか吹っ切れたような強い気持ちになっていて、 cool18.com

  「そう、じゃ、シングルマザーになるのね。でも、子供を育てるなんてできるの?男のあなたに。」 cool18.com

  と言う涼子の冷たく、皮肉混じりの言葉にも、 cool18.com

  「ええ、がんばるから・・・赤ちゃんのためにも・・。」 cool18.com

  と、強い決心をにじませた言葉を返したのです。   cool18.com

  それからの私は全ての思考の中心を、おなかの中で育っている子供だけに向けるようになっていきました。 cool18.com

  リビングでは、彼らの視線を無視するかのように、おなかの中の子供に話しかけたり、育児雑誌を読んだり、カタログでベビー用品を選んだりと、母親の姿そのものだったと言えるでしょう。 cool18.com

  田中への憎しみはほとんど消えていきました。いえ、消えたと言うよりは消し去るように努めたと言ってもいいかもしれません。それほどまでに、おなかの中の子供への愛情だけが強くなっていったのです。 cool18.com

  そんな私の様子を眺めていた涼子は、 cool18.com

  「うん、まさに、女は弱し、されど母は、強し・・・ね。」 cool18.com

  などと、からかいの言葉を投げかけたりしました。 cool18.com

  しかし私はそんな言葉にも、 cool18.com

  「ええ、そうよ。母は強し・・・よ。だって、奈緒美、ママになるんだもの。ね、赤ちゃん」 cool18.com

  と言いながら、お腹をさすってみせたのです。 cool18.com

  その頃の私の心には、自分はどうなってもお腹の子供だけは守りたいという母性のみに心を支配されていたように思います。そしてそこのことが、女としての最上の喜びと感じていたのです。 cool18.com

  しかし、私が幸福そうな姿を見せれば見せるほど、涼子と結花の復讐心の炎が再び顔をもたげ、しかもそれが村井たちの邪悪な思いと相まって、あの残酷な、いえ、残酷などというありふれた言葉では言い表せない、まさに悪魔の所業とも言える行動へと彼らを駆り立てていったのです。 cool18.com

最終章-1 cool18.com

  不思議なくらいの充足感と幸福感の中で妊娠も中期を迎えたある日、涼子が私に言いました。 cool18.com

  「そろそろ、病院で診てもらった方がいいわね。おなかの赤ちゃんもちゃんと育ってるかどうか確かめないと。でも、普通の病院じゃ無理だから、村井ちゃんの知り合いのところ行きましょう。」 cool18.com

  確かに言われるまでもなく、通常の病院での診察は不可能であることは明らかでした。なぜなら、私は戸籍上、男のままであり、保険証なども「高野直樹」のままでしたから。 cool18.com

  私は、村井の知り合いということで少し不安になりましたが、このまま診察も受けずに過ごすこともできないと思い、涼子の申し出に同意してしまったのです。 cool18.com

  このことが私への最大の残虐な企みへの序章だということも知らずに。 cool18.com

  村井の運転する車で、涼子と結花を伴って向かったのは、小さな産婦人科病院でした。そこは看板も古びていて、目立たない建物の中にありました。 cool18.com

  中に足を踏み入れると、待合室には誰一人姿がなく、ひっそりとしていました。 cool18.com

  私は言いようのない不安に襲われましたが、私のような立場の人間を診察してくれる所は、こういう所くらいしかないのかもしれないと自分に言い聞かせ、そのまま待合室の長いすに腰掛けました。 cool18.com

  「大丈夫だからね、心配ないのよ・・・。ママが・・ついてるから・・・。」 cool18.com

  私は少し目立ち始めた下腹部をさすりながら、お腹の子供に囁きかけました。それは cool18.com

  自分自身の不安を打ち消すためでもありました。 cool18.com

  やがて私の前に、村井と共に医師らしい老年の男が現れました。 cool18.com

  その男はかなりくたびれた白衣とサンダル履きという崩れた感じで、無精ひげも伸びた風采のあがらない印象でした。 cool18.com

  私は、男が「診察室」と称した小さな部屋に通されました。あたりを見回すと、そこには古びてはいましたが、明らかに診察のための道具が備わっていて、中央には産婦人科独特の診察台もありました。 cool18.com

  (よかった・・・ちゃんとした病院みたいね。) cool18.com

  私は幾分、安堵感を覚えました。 cool18.com

  その後、診察着に着替えた私は、指示されるまま診察台に横になり、両脚を足台に乗せました。それは下半身を無防備にさらけ出す、本当に恥ずかしい姿でしたが、診察のためには仕方のないことだと心に言い聞かせました。  cool18.com

  ところが、次の瞬間、その老年の医師は足台に乗せた私の両脚を、革製のロープできつく固定し、さらに両腕まで、診察台の下から伸びる同様のロープで縛り付けたのです。私は完全に身動きがとれない状態になったのです。 cool18.com

  私は、産婦人科の診察とはこんなに厳重にするものなのかと消えかけていた不安がまたわき上がり始めたのです。 cool18.com

  しかもその老医師は、私の無防備に露出した『女の部分』を下卑た笑みを浮かべながら眺めると、 cool18.com

  「それにしても、よくできてるなぁ・・・男だったなんて信じられねぇ。俺も一発お願いしたいくらいだ。なぁ、村井?」 cool18.com

  などと下品な言葉を口にしたのです。 cool18.com

  それは医師にはあまりに似つかわしくない言葉でした。 cool18.com

  「ああ、たまんねぇぜ。顔つきは子供で、こんないい身体してよ。俺もこいつ見てると、いつでもチンポ、ビンビンになっちまうからなぁ。アハハハ」 cool18.com

  老年の医師の言葉に応えるかのように村井も下品な言葉を返すのでした。 cool18.com

  「お、お願いです・・・そ、そんなこと言ってないで、早く・・・早く診察して・・・ください。」 cool18.com

  私は口ごもりながら言いました。 cool18.com

  老年の男は下卑た笑みを浮かべたまま小さく頷くと、棚の中から注射器らしきものを取り出し、なにやら薬液に差し込むと、ゆっくりと吸い上げたのです。 cool18.com

  「え?注射・・・注射するんですか?」 cool18.com

  私は不安になって、男に視線を向けて言いました。 cool18.com

  「ああ、注射しなくちゃ・・・な。」 cool18.com

  男は冷たい口調で言うと、私の腕に躊躇なく注射の針を立て静かに差し込んだのです。 cool18.com

  私は不安を感じながらも、それが産婦人科の診察に必要なものと聞かされ、針の痛みに耐えました。 cool18.com

  男は注射器に薬液が残っていないのを確かめると注射器を引き抜き、小さく頷きました。 cool18.com

  そして次に発せられた男の言葉によって、私の心は一瞬にして凍りついたのでした。 cool18.com

  「妊娠も中期になると堕胎手術はできないからな。こうして人工的に陣痛を起こして、早産させる、つまり死産させるしかしかないんだ。」 cool18.com

  男は村井と涼子に視線を向けながら、説明口調で言ったのです。 cool18.com

  「え?ど・・・どういうこと?早産って・・・死産って・・・どういうことっ。」 cool18.com

  私は男の言葉の意味が全く理解できずに、思わず小さな叫び声を上げました。 cool18.com

  「だって、女としての戸籍のないあなたが母親になるなんてできるはずがないじゃない。だから助けてあげたのよ。堕ろすのを・・ね。」 cool18.com

  涼子が冷たい口調で言いました。 cool18.com

  「そ・・・そんなっ・・・だめ・・・だめ・・・堕ろすなんて・・・だめぇーー」 cool18.com

  私の小さな叫び声はやがて悲鳴に変わっていました。その声は無人の病院全体に響き渡るような声でした。  cool18.com

  私はその場を逃げ出そうともがきましたが、両手足を拘束している革製のロープがそれを許してはくれませんでした。この時初めて、不自然なほど厳重に固定されたことの意味を知ったのです。 cool18.com

  数十分後、私は下腹部に鈍い痛みを感じると、その痛みは瞬く間に全身に回っていきました。 cool18.com

  「い、いた・・・いたいぃ・・・いたいぃ・・・」 cool18.com

  私は、思わず声を上げました。 cool18.com

  「そろそろ始まったみたいだな。陣痛が・・・」 cool18.com

  老医師は座っていた椅子から立ち上がると、私の無防備になった下半身に近づいたのです。 cool18.com

  私は襲ってくる痛みに抗うように、足先に力を入れました。 cool18.com

  (だめ・・・だめよ、今、産んだら・・・赤ちゃんが、私の赤ちゃんがぁ・・・) cool18.com

  私は心の中で必死の声を上げました。しかし陣痛の痛みは少しも和らぐことはなく、いっそう激しさを増してきます。 cool18.com

  「ああ・・・いたい・・・いたいぃぃ・・・・」 cool18.com

  叫び声が金切り声に近いものになっていきました。 cool18.com

  「ほれ、そろそろ、産道も開いてきたようだ」 cool18.com

  男はそう言いながら、傍らにいた涼子と村井にも近くに寄るように指示したのです。(ああ、だめ・・・だめよ・・・今、生まれてきてはだめよぉ・・。) cool18.com

  しかし陣痛はもはや抗うことができないほどになっていました。 cool18.com

  「ほら、産んじゃいなさい。そうしないと、いつまでも苦しむのよ。さあ、力んで・・・」 cool18.com

  涼子の冷たい言葉が無慈悲な響きを持って耳に入ってきます。 cool18.com

  「いや、だめ、生まれちゃ・・だめぇーー」 cool18.com

  私は最後の抵抗を試みましたが、ついに陣痛の激しい痛みに耐えかね、全身に力を込めてしまったのです。 cool18.com

  その瞬間、私のその部分に異様な感触が走り、何者かが身体から抜け落ちていくのがわかりました。 cool18.com

  「あああ・・とうとう・・、許して・・・お願い・・・許してぇ・・・ワゥアアア・・・」 cool18.com

  私は泣き崩れたまま、気を失っていきました。 cool18.com

  私はこうして唯一の心の支えであった子供まで奪われ、全ての拠り所を失ってしまったのです。私の中の、この言いようもない絶望感は、その後もずっと消えることはありません。  cool18.com

  しかも、私から最愛の子供まで奪うという残虐極まりない行為を平然とやってのけた彼らの企みはそこで終わったわけではなかったのです。 cool18.com

最終章-2 cool18.com

  強制的な堕胎手術から一週間後、屋敷に戻された私は涙の乾く間もない時を過ごしていました。 cool18.com

  私は月満ちて生まれてくるはずだった、そして私の人生の支えになるはずだった我が子を忘れることはありませんでした。 cool18.com

  そんなとき、私は突然リビングに呼ばれたのです。 cool18.com

  私は半ば夢遊病者のように呆然とした足取りでリビングに入りました。 cool18.com

  「毎日、毎日泣き通しで、いい加減にあきらめろ。お前のような立場の人間には母親なんて無理だったんだからな。」 cool18.com

  村井は、床に力無く座り込む私に向かって言いました。 cool18.com

  「そうよ。生まれてくる子供だってかわいそうじゃない。」 cool18.com

  涼子が追い打ちをかけるように言いました。 cool18.com

  「そ・・・そんなこと・・・奈緒美が・・・奈緒美が一生懸命育てるつもりでした。お願い・・・赤ちゃんを・・・奈緒美の赤ちゃんを返して・・・返してぇ・・・。」 cool18.com

  私は無理な願いだとは知りながらも、涙ながらにそう叫ばずにはいられなかったのです。 cool18.com

  「そうか、そんなに悲しいのかぁ。じゃ、仕方ないな。俺たちが忘れさせてやるぜ。おい、充、聡。」 cool18.com

  村井のその言葉に、本城と田中は小さく頷くと、泣き崩れている私に近づいてきたのです。 cool18.com

  「な、何を・・・・しようって言うの?ね、お願い、変なことしないで・・・。」 cool18.com

  私はおびえた目になって、二人を見上げました。 cool18.com

  次の瞬間、二人は乱暴に私に襲いかかると、着ていたパジャマを荒々しくはぎ取り、休む間もなく、ベージュのブラジャーとパンティーも力づくで脱がせたのです。 cool18.com

  「や・・・やめて・・・お願い・・・やめてーー・・・」 cool18.com

  私は、右手でHカップのバストを、左手で手術をしたばかりのその部分を隠し、身を固くしました。左腕からはみ出す爆乳がブルブルと震えているのがわかります。 cool18.com

  しかし二人の屈強な若者の手の動きは止まることを知りませんでした。 cool18.com

  私のか細い両腕を強引に背中に回すと、一気に縛り上げたのでした。さらに抵抗していた両方の足首にもロープをかけると、そのまま部屋の両端にある留め金に結びつけたのです。 cool18.com

  「いや、やめて・・・お願い・・・」 cool18.com

  私は床に寝かされたまま、ただ哀願するように言いました。 cool18.com

  「お前の辛い気持ちを少しでも和らげてやろうっていう親心だ・・・な、感謝しろ。ヘヘヘ」 cool18.com

  村井はそう言うと、そばでほくそ笑んでいる涼子に視線を送りました。 cool18.com

  「辛いことを忘れるには、エッチな気分になるのが一番だもんね。女なら、誰でもそうよ。もちろん、感じやすい奈緒美ちゃんなら、なおさらかもしれないけどね。フフフ」 cool18.com

  涼子はそう言うと、袋の中から、あの忌まわしい電磁波の送信機を取りだしたのです。 cool18.com

  「いや、やめて・・・お願い・・・それだけは・・・やめて・・・。」 cool18.com

  私は、またあの強制的に抑えようのない性的興奮へと導かれる恐怖に背筋が凍る思いでした。 cool18.com

  私は村井の目をにらみつけ、その動きを止めようとしました。しかし、そんな私を村井はただほくそ笑んで見下ろすだけで、送信機のスイッチをこれ見よがしに差し出すと、ゆっくりと押して見せたのです。 cool18.com

  「なんて・・・なんて、残酷な人たちなの・・・。奈緒美が・・・奈緒美が一体何をしたって・・・言うの・・・」 cool18.com

  私は間もなく襲ってくるだろうあの刺激に、恐怖心すら抱きながら身体を固くしました。 cool18.com

  そして次の瞬間、あの下半身から突き上げてくる、忌まわしい電磁波の第一波が全身を貫いたのです。 cool18.com

  「あぁ・・・、ま・・・また・・い、いや・・」 cool18.com

  第一波の波は一旦押し返すように収まると、次に連続した小刻みの波となって戻ってきました。 cool18.com

  「ああん・・・だ、だめぇ・・・感じちゃだめ・・・しっかり・・しなくちゃだめ・・ああ・・」 cool18.com

  私は頭を振って電磁波の感覚から逃れようとしましたが、そんな抵抗は何の役にも立ちませんでした。 cool18.com

  女の性的な本能を刺激するためだけに作られたその機械の効果は、今までに何度も体験しています。 cool18.com

  「ああん・・く・・・くる・・・あああ・・・どうにかなっちゃう・・・お願い・・・やめて・・・やめてぇ・・」 cool18.com

  私は必死になって最後の抵抗を試みましたが、両手両脚を縛り上げられた格好では、ジタバタする以外に為す術はありませんでした。 cool18.com

  電磁波の波は小刻みに全身を貫きながら、徐々に私の『女の部分』へと集まり、大きな波に変わっていくのでした。 cool18.com

  「ああん、いや・・・いや・・・あそこが・・・奈緒美のオマンコが・・おかしくなっちゃうぅ・・。」 cool18.com

  私は長期間にわたる執拗な調教のせいで、性的な興奮が高まると、知らず知らずの内に、自らの『女の部分』を俗称で呼ぶ癖がついてしまっていたのです。 cool18.com

  私の反応を黙って眺めていた田中が言いました。 cool18.com

  「おお、もう濡れてきやがったぜ。ホントにスケベな女だぜ。こいつは・・ハハハ・・・」 cool18.com

  私は田中をにらみつけました。しかしそんな訴えが通じるはずもなく、田中と本城は私のその部分に愛液が溢れ出してくる様子を、にやついた笑顔で眺めているだけでした。 cool18.com

  「ああ・・・だ・・だめ・・・オマンコ・・オマンコ感じちゃう・・・奈緒美のオマンコ・・どうにかなりそうなの・・・・ね、何とか・・・・何とかしてぇ・・・」 cool18.com

  私は高まり行く性感の波に抗うことができず、ついに村井に向かって哀願するように言ったのです。 cool18.com

  もしもこの時両手が自由だったら、私は羞恥心をかなぐり捨てて、『女の部分』に手を伸ばし、自らを慰めたでしょう。しかし、その時の現実の姿は、両手両脚を縛られまったく自由がきかない状態で、脚をくねらせて耐えるしかなかったのです。 cool18.com

  「何とかしてって、言われてもなぁ・・・ゴムもねえしなぁ・・・ナマでやってまた子供でもできたら、面倒だからなぁ ヘヘヘ」 cool18.com

  村井はわざとらしい口調でそう言ったのです。 cool18.com

  「お・・・お願い・・縄を解いて・・お願い・・・解いて・・・。」 cool18.com

  私は腕さえ自由になれば、この波を鎮めることができると思い、そう訴えたのです。 cool18.com

  しかし村井はほくそ笑むだけで、何も答えてはくれません。 cool18.com

  「じゃ・・誰か、指で・・・指で・・奈緒美のオマンコ・・・慰めてぇ・・お願い・・・あああん、だめ・・・もうだめぇ・・・早くぅ・・・」 cool18.com

  熱い性感の波は止めどなく高まっていきます。 cool18.com

  私の必死の哀願にも、村井はやはり、ただ黙ってほくそ笑むだけで、何も答えてくれません。 cool18.com

  「ああ・・・もう、だめ・・・だめ・・・お願い、誰か・・・奈緒美のオマンコに指で・・・指で・・・マンズリ・・・して・・・ス・・スリスリって・・・マンズリ・・・してぇ・・・。」 cool18.com

  私は、両脚を切なげにこすりあわせながら、村井が喜びそうなセリフで訴えたのです。「いやあ、残念だけど、誰もそんなことしたくないってよ。いまさら、指でやっても面白くもなんともねぇって。なぁ、みんな?」 cool18.com

  村井は冷たく言うと、同意を求めるように本城と田中に視線を送りました。 cool18.com

  二人は、それに黙って頷くだけでした。 cool18.com

  「ああん・・だめ・・・お願い・・・・そんな・・・そんな意地悪しないで・・・お願い、どうにかしてぇ・・・。」 cool18.com

  その時です。隠微なやり取りを黙って冷笑を浮かべながら見つめていた結花が、袋の中から、黒い異物を取り出すと村井に見せたのです。村井は一瞬顔をしかめるそぶりを示しましたが、すぐにニヤけた顔に戻り、意味ありげな表情で言ったのです。 cool18.com

  「じゃ、仕方ないから、結花にバイブでやってもらえ。うれしいだろ?」 cool18.com

  村井は結花に目配せをしました。 cool18.com

  結花はグロテスクな黒い異物を持って、私に近づくと、耳元で囁くように言ったのです。 cool18.com

  「これ、奈緒美ちゃん専用の特別バイブなのよ。よかったわね。こんなの作ってもらって。うらやましいなぁ どう?ガマンできないんでしょ? これで慰めてあげてもいいのよ。お願いしてごらんなさい。フフフ」 cool18.com

  私は、もう藁にもすがる思いで訴えました。 cool18.com

  「ああんん・・・うれしい。奈緒美うれしい・・・。素敵なバイブ作って・・・アアンン・・・くれて・・・ねえ、早く、それで・・・奈緒美のオマンコ・・慰めて・・・お願い・・・結花お姉様ぁ」 cool18.com

  私は虚ろになった目で、彼らが「バイブ」と呼ぶ黒い異物に、物欲しそうな視線を送りました。それは、それまで何度か目にしたバイブとは形が異なり、どことなく不自然な印象を受けました。 cool18.com

  「ねえ、奈緒美ちゃん、ホントにこのバイブ使っていいの?ねぇ、後悔しない?」 cool18.com

  結花は私の下半身の方に回ると、意味ありげな口調で言ったのです。 cool18.com

  私には結花が一体何を言おうとしているのか、まったく分かりません。もちろん、そんなことを冷静に考えるゆとりは残っていませんでしたが。 cool18.com

  「ああんん・・・ そ・・そんな、意地悪言わないで・・・アアアンン・・お願い、お姉様・・・早く・・バイブを・・・バイブを・・・入れて・・・奈緒美のオマンコに・・・入れてぇ」 cool18.com

  私は下半身を浮かせると、自ら結花の差し出す「バイブ」の先端に『女の部分』を腰近づけていったのです。 cool18.com

  「わかったわ。そんなに言うなら、入れてあげるわ・・・ほら、これでいいの?」 cool18.com

  その瞬間、下半身から全身に向けて、一気に高ぶりが走っていくのを感じました。 cool18.com

  「アアン・・いい・・バイブ・・・いいの・・・お願い・・う・・・動かして・・・もっと・・・激しく・・・動かしてぇ」 cool18.com

  結花はその言葉に応えるかのように、私のその熱い部分に飲み込まれた「バイブ」を出し入れし始めたのです。 cool18.com

  皮膚の除去され、敏感になった陰核にも刺激が加わり、一気に頂点に向かって快感が駆け抜けていきます。 cool18.com

  「アアン・・・アアアアンン・・・奈緒美・・・どうかなっちゃいそう・・・ああんんんん・・・」 cool18.com

  私は知らず知らずのうちに、快感を貪るかのように下半身を激しくグラインドさせていました。 cool18.com

  ところが次の瞬間、結花は「バイブ」を、何のためらいもなくスルッと引き抜いたのです。 cool18.com

  「あ、いや・・・や・・やめないでぇ、お願い、結花お姉様・・・やめないでぇぇ・・・。」 cool18.com

  結花は手にした「バイブ」を私の目の前に示して言ったのです。 cool18.com

  「ねぇ、奈緒美ちゃん。これって何でできてるかわかる?ほら」 cool18.com

  「そ、そんな・・・お願い・・・そんなこと言ってないで・・・・続けて・・・お願い」 cool18.com

  私には結花の問いかけなどどうでもいいことでした。とにかく一刻も早く、抑えきらない性欲の高まりを鎮めたいという一心でした。 cool18.com

  けれども、結花の問いかけに答えなければ、その望みさえ叶えられないことは、これまでの経験ですぐにわかりました。 cool18.com

  私は潤んだ瞳も静かに開けると、目の前の「バイブ」に目を向けました。 cool18.com

最終章-3 cool18.com

  その瞬間、目の前が真っ暗になり、気を失いそうなほどの衝撃が走りました。 cool18.com

  それは、何と小さな人間の胎児の形をしていたのです。育児書などから得た知識で、それが何なのかはすぐにわかりました。ただ、全体を黒いビニールで巻かれていたために、気づかなかっただけなのでした。 cool18.com

  「う、うそ・・・、こ・・・これは・・・赤・・・赤ちゃんじゃ・・・まさか・・・そんな・・・」 cool18.com

  私は声にならない声を発しました。 cool18.com

  結花は、フフッと微笑むと、 cool18.com

  「そうよ、赤ちゃん。人間の赤ちゃんよ。それも、誰のだか、わかる・・・?ん?わかる?」 cool18.com

  冷たく言い放ったのです。 cool18.com

  その瞬間、私には結花がほくそ笑んでいるわけがわかったのです。 cool18.com

  「いやー、いやー・・・なんてことを・・・・いやーーーー」 cool18.com

  私は懸命の叫び声を上げ、頭を振りました。 cool18.com

  「どうやら、わかったようね。そうよ。奈緒美ちゃんの赤ちゃんよ。よかったわね。あんなに愛してたんだもの。バイブに生まれ変わって、これからも、いつでも、奈緒美ちゃんのそばに置いておけるわ・・・。きっと赤ちゃんも幸せよ・・・。いつでもママのここに入っていることができるんだものねぇ・・・。」 cool18.com

  結花はそう言うと、再び私の下半身に手を伸ばし、その「バイブ」、いえ、私の愛する子供の変わり果てた姿をグィッと挿入したのです。 cool18.com

  「いやー、やめてー、そんなこと・・・そんな酷いこと・・・やめてーーー。」 cool18.com

  私は持てる力のすべて出して、身体をバタつかせました。しかし、それは無駄なことでした。両手足を縛り付けられ、しかも、子供を失ったショックから食欲を失い、1週間近くも水しか飲んでいない弱り切った私の力では、哀れな抵抗に過ぎなかったのです。 cool18.com

  私はショックで気を失いかけましたが、高まりゆく電磁波の波はそれを許してくれなかったのです。 cool18.com

  「ああん、いや・・・いや・・アアン・・だめ・・だめよー、そ・・・そんなこと・・あああ・・・」 cool18.com

  結花は手の動きを早め、まるで一気に頂点へと導こうとしているかのようでした。 cool18.com

  私は理性では、そんな悪魔の所業に屈してはいけないと思いながらも、身体の反応はもう止めることができなくなっていました。 cool18.com

  そしれ、ついにはその部分に挿入されている「バイブ」を思い切り締め付けることさえしていたのです。 cool18.com

  「ああああ・・・ご・・・ごめんなさい・・・ママを・・・ママを許してぇ・・・で・・・・でも・・・だめ・・・感じちゃう・・・アアン・・・感じちゃうぅ・・・許してぇ・・・アアンンンン・・・」 cool18.com

  理性と本能の間を何度も往復しながらも、私はついに断末魔の叫びを上げると、一気に頂点へと達したのでした。 cool18.com

  「ああああ・・・・い、いく・・・いく・・・いくぅ・・」 cool18.com

  その瞬間、全身はがくがくと痙攣を起こし、固く瞑られた瞼の裏には幾筋もの光の筋が走っていきました。 cool18.com

  そして性欲の高まりが静まると、今度は罪悪感と後悔の念がこみ一気に襲ってきて、私は声を上げて泣きました。自分の身体のどこにそれだけの水分が残っていたのかと思えるほどの涙が次から次へと溢れ出ていくのでした。 cool18.com

  その日以降数週間の記憶は、今の私にはありません。 cool18.com

  後で聞いたところでは、一時すべての感情を失い、まるで発狂したかのように突然叫び声を上げたり、笑い出してしまったり、いつまでもずっと黙り込んでしまったりと、精神の安定を保てないような状況だったようです。  cool18.com

  今は何とか最悪の精神状態からは回復し、こうして自らの告白を綴ることができるようになっています。 cool18.com

  けれども、やはり以前のような精神状態には戻ることはできないような気がします。人間として何か大事な部分を失ってしまったように思えるのです。 cool18.com

  そのせいなのでしょうか。今の私には彼らに対する抵抗だとか、羞恥心とか、屈辱感などは全く感じなくなってしまっています。 cool18.com

  もちろん彼らからの陰湿な企みへの指示は今も続いています。しかし屈辱感も羞恥心も示さない私を見て、涼子と結花の復讐心も薄らいできたようです。そのことは、私にとってせめてもの救いです。 cool18.com

  こうして肉体的にも精神的にも元通りに戻ることのできない私に、果たしてどんな未来が待っているのでしょうか。 cool18.com

  願わくは、一人の女性として平穏な幸福を見つけることができますように・・・ cool18.com

  この願いの言葉と共に私の告白を閉じさせていただきます。 cool18.com

  つたない文章をお読みいただいたこと、心より感謝申し上げます。 cool18.com

      cool18.com

  平成○年○月○日  高野奈緒美

广而告之:AI在线脱衣「点击」立刻脱掉女神的衣服!
喜欢齊人朋友的这个贴子的话, 请点这里投票,“赞”助支持!
[举报反馈]·[齊人 的私房频道]·[返回禁忌书屋首页]·[所有跟帖]·[-->>回复本帖]·[手机扫描浏览分享]·[返回前页]
帖子内容是网友自行贴上分享,如果您认为其中内容违规或者侵犯了您的权益,请与我们联系,我们核实后会第一时间删除。

所有跟帖:        ( 提醒:主贴楼主有权将不文明回复的用户拉入他/她的黑名单,被多名主贴网友标记为黑名单的ID将被系统禁止在本栏目的回帖评论;)


    用户名:密码:[--注册ID--]  Login

    标 题:

    粗体 斜体 下划线 居中 插入图片插入图片 插入Flash插入Flash动画 插入音乐插入音乐 


         图片上传  Youtube代码器  预览辅助

    手机扫描进入,浏览分享更畅快!

    楼主本栏目热帖推荐:

    >>>>查看更多帖主社区动态...






    [ 社区条例 ] [ 广告服务 ] [ 联系我们 ] [ 个人帐户 ] [ 版主申请 ] [ Contact us ]

    Copyright (C) cool18.com All rights Reserved.